2026年10月現在、本田圭佑は40歳で現役プロサッカー選手として活動しながら、投資家、起業家、スポーツ事業のプロデューサーとしても存在感を示しています。大きな転機となったのは、2026年4月に発表されたシンガポール・プレミアリーグのFCジュロンへの加入と、9月18日に実現した約2年ぶりの公式戦復帰です。2024年にブータンのパロFCでプレーして以来、再びクラブのユニフォームを着て公式戦のピッチに立ちました。
一方、サッカー以外でも活動は拡大しています。本人が明かした300社超のスタートアップへの投資、X&KSKを通じたベンチャー投資、4人制サッカー「4v4」の普及、CAGUUUの社外取締役就任、そして日本代表監督への意欲表明など、取り組みは多岐にわたります。なぜ40歳になっても現役を続けるのか。引退説の真相や歴代所属クラブ、2026年の最新動向を整理し、選手と実業家という二つの顔から本田圭佑の現在を解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 選手としての現在:2026年9月18日、FCジュロンで約2年ぶりに公式戦へ復帰。40歳で現役を続行しています。
- 投資家としての現在:2026年6月の報道で、個人として300社以上のスタートアップに投資していると明かしました。
- 事業家としての現在:4v4の普及、EDO ALL UNITEDの運営支援、CAGUUUの社外取締役など、スポーツとビジネスの両面で活動しています。
【2026年最新】本田圭佑の現在は?FCジュロンで40歳の現役生活を再開
2026年の本田圭佑を語るうえで欠かせないニュースが、シンガポール・プレミアリーグ1部のFCジュロンへの加入です。クラブは2026年4月10日、本田の2026-27シーズンからの加入を発表しました。旧アルビレックス新潟シンガポールがFCジュロンへ名称を変更するタイミングでの契約であり、単なる移籍にとどまらず、新たなクラブづくりへの参加という側面もあります。
加入発表時の本田は39歳。同年6月13日に40歳を迎えました。2024年10月20日にブータン1部のパロFCで公式戦に出場して以来、クラブチームでの公式戦から遠ざかっていましたが、2026年9月18日のホーガン・ユナイテッドFC戦で待望の復帰を果たします。
日刊スポーツなどの報道によると、この試合はFCジュロンのホーム開幕戦。3対0でリードする後半36分ごろに途中出場し、約2年ぶりに公式戦のピッチへ戻りました。試合はそのまま3対0で終了しています。シンガポール・プレミアリーグの公式戦に出場したことで、本田にとってプロ選手としてプレーする国は11カ国目となりました。
さらに、10月10日のゲイラン・インターナショナル戦にも途中出場したと報じられています。フルシーズンを通じて出場することよりも、本人が納得できる挑戦を選んできた本田にとって、実際の公式戦復帰は現役続行を象徴する出来事です。
加入に際して本田が掲げた目標は、FCジュロンでのリーグ優勝でした。経験豊富な元日本代表選手として注目を集める一方、本人はクラブの競技面で結果を出すことにもこだわっています。2026年の本田圭佑は、経営者や投資家としての活動だけに軸足を移した人物ではなく、再び試合で結果を追う現役選手です。
【引退説の真相】本田圭佑が現役続行を選んだ理由とは?
本田圭佑に引退説が浮上した背景には、2024年秋以降、所属クラブでの公式戦出場が途絶えていたことがあります。パロFCでのプレーは1試合限定の契約によるもので、その後は次の所属先がすぐに決まらず、投資や事業に関するニュースが目立つようになりました。
しかし、現役引退を表明していたわけではありません。2025年6月の記者会見では「現役は辞めない。体が動く限りはやり続けたい」という趣旨を語り、プレーを続ける意思を明らかにしていました。一方で、シーズンを通してプレーすることにはこだわらず、自分が必要とされ、条件に納得できるクラブでの挑戦を模索していました。
2025年12月の取材でも、本田はオファーがあったことを明かしながら、単なる話題づくりを目的とした契約には魅力を感じないという考えを示しています。試合のレベルだけでなく、自分自身が緊張感を持ち、挑戦し続けられる環境を重視していたのです。
その考え方は、2026年10月2日に行われた「Global Sports Business Summit 2026」へのオンライン登壇でも語られました。FOOTBALL ZONEの報道によると、本田はワールドカップ優勝への思いが強く、サッカーから完全に離れることは考えられなかったと説明しています。さらに、選手としてだけでなく、監督や指導者として歩んでいきたいという将来像にも言及しました。
つまり、現役続行の理由は、単にサッカーが好きだからというだけではありません。ワールドカップで優勝するという長期的な目標があり、その実現に向けてプレーを続けることと、将来の指導者としての道がつながっているのです。
40歳という年齢を考えれば、出場機会やコンディション維持には課題が伴います。それでも本田は、競技の第一線から完全に退くのではなく、自分が納得できる条件と役割を選びながらプレーする道を選びました。2026年9月の公式戦復帰は、こうした本人の考えが具体的な行動に移った結果といえます。
【歴代所属クラブ】本田圭佑の経歴と2026年までの歩みを年表で整理
本田圭佑のキャリアは、日本国内から欧州、北中米、オセアニア、南米、アジアへと広がってきました。名古屋グランパスでプロとしてのキャリアをスタートさせ、オランダのVVVフェンロで頭角を現し、ロシアのCSKAモスクワやイタリアのACミランで活躍。その後もメキシコ、オーストラリア、ブラジルなど、新しい環境への挑戦を続けています。
日本代表では国際Aマッチ98試合に出場し、37得点を記録。2010年、2014年、2018年のワールドカップに出場し、3大会連続でゴールとアシストの両方を記録した選手としても知られています。クラブでのキャリアと代表での実績を並べると、現在の挑戦が過去の経歴からどのようにつながっているのかが見えてきます。
| 時期 | 所属クラブ・活動 | 主な出来事・実績 |
|---|---|---|
| 2005~2007年 | 名古屋グランパスエイト | プロキャリアをスタート |
| 2008~2009年 | VVVフェンロ(オランダ) | 2008-09シーズンにオランダ2部優勝、リーグMVP |
| 2010~2013年 | CSKAモスクワ(ロシア) | ロシア・プレミアリーグ優勝などを経験 |
| 2014~2017年 | ACミラン(イタリア) | 背番号10を着用。欧州の名門クラブでプレー |
| 2017~2018年 | CFパチューカ(メキシコ) | リーグ戦で得点を重ね、クラブワールドカップにも出場 |
| 2018~2019年 | メルボルン・ビクトリー(オーストラリア) | オーストラリアのクラブでプレー |
| 2019~2020年 | SBVフィテッセ(オランダ) | オランダリーグに復帰 |
| 2020~2021年 | ボタフォゴ(ブラジル) | 南米のクラブに挑戦 |
| 2021年 | ネフチ・バクー(アゼルバイジャン)、FKスードゥヴァ(リトアニア) | 複数の国でプレーを続ける |
| 2024年 | パロFC(ブータン) | 1試合限定の契約で公式戦に出場し、トップリーグ10カ国目の得点を記録 |
| 2026年~ | FCジュロン(シンガポール) | 4月に加入を発表。9月18日に公式戦復帰 |
この年表は、本田圭佑の公式ウェブサイトに掲載された選手経歴と、各クラブの発表、主要スポーツメディアの報道をもとに整理したものです。なお、2026年のFCジュロンは、旧アルビレックス新潟シンガポールが名称変更したクラブです。
本田の特徴は、所属先を変えながらも競技を続け、異なるサッカー文化に身を置いてきたことです。特定のリーグやクラブに長期間とどまるキャリアとは異なり、各地で新しい環境を選び続けてきました。2026年のシンガポール挑戦も、こうしたキャリアの延長線上にあります。
【投資家としての現在】300社超への出資とX&KSKの事業戦略
本田圭佑の現在を理解するには、サッカー以外の活動、とりわけスタートアップ投資を押さえる必要があります。2026年6月9日、日刊スポーツは、本田が個人として300社以上の企業に投資していると明かしたことを報じました。星稜高校の先輩にあたる松井秀喜との対談企画で語られた内容です。
本人によれば、スタートアップへの投資を本格的に始めてから約10年。投資対象を選ぶ際にはテクノロジーを重視し、AI分野にも大きな期待を寄せています。特に、一般には実現が難しいと思われるような大胆なアイデアにも可能性を見いだす姿勢を示しています。
また、投資には失敗がつきものであることも率直に語っています。報道では、本田は自らを「2割バッター」と表現し、10回挑戦して8回失敗しても、残る2回の成功が失敗を上回ればよいという考え方を説明しました。これは、成功率の高さだけを求めるのではなく、大きな価値を生む可能性のある挑戦に資金を投じる投資哲学を示しています。
本田が共同創業者兼ジェネラルパートナーを務めるX&KSKも、こうした活動の中核です。2025年1月のブルームバーグ報道によると、同ファンドは国内企業などからの出資を受け、約153億円の資金を調達しました。日本発の大規模なスタートアップを生み出すことを目標に掲げています。
ここで区別しておきたいのは、300社超という数字が本人の説明に基づく投資先の数であり、153億円はファンドが調達した資金規模だという点です。両者は同じ数字の種類ではありません。また、投資先の企業数だけで投資成果や収益性が決まるわけでもありません。
本田の投資活動の特徴は、資金を提供するだけでなく、経営や事業づくりにも関わろうとしていることです。スポーツ選手として培った知名度や海外での経験、幅広い人脈を、起業家との協働や企業の成長支援につなげる。その活動が、次に紹介する社外取締役への就任にも表れています。
【事業経営の最新動向】CAGUUU・4v4・EDO ALL UNITEDで何をしている?
本田圭佑のビジネスは、投資ファンドだけに限られません。スポーツの競技人口を広げる仕組みづくり、サッカークラブの運営、企業の経営への参画など、複数の領域にまたがっています。2026年は、それぞれの取り組みで具体的な進展が見られました。
1.CAGUUUの社外取締役に就任
2026年4月20日、家具・インテリアブランドを展開するCAGUUU株式会社は、本田が社外取締役に就任したと発表しました。発表によると、同社は取締役会設置会社へ移行し、経営の透明性や監督機能の強化を進めています。本田は従来の投資家・アンバサダーという立場を超えて、経営戦略やガバナンスに関与する役割を担います。
同社が掲げるのは「高級家具の民主化」です。高品質な家具をより多くの人に届けるという事業構想に対し、本田はビジョンへの共感を理由に就任を決めたと説明しています。現役選手として試合に出場しながら、企業の経営にも関与する点は、現在の本田を象徴する動きの一つです。
2.4人制サッカー「4v4」の普及
本田が考案した「4v4」は、U10・U12年代を対象とした4人制サッカー大会です。一般的なサッカーとは異なり、監督がベンチにいない仕組みや自由な交代制度など、子どもたち自身が考え、判断し、行動することを重視しています。競技の勝敗だけでなく、自主性や主体性を育むことを目指した取り組みです。
2026年4月16日には、KDDIが同シーズンのメインパートナーに就任したと発表しました。また、Now Doの発表によると、シーズンを締めくくる「4v4 FINAL 2026-27 Supported by au」は、2027年2月11日にTOYOTA ARENA TOKYOで開催される予定です。全国の予選を勝ち抜いたチームと海外の代表チームが参加する大会として計画されています。
4v4の意義は、新しい競技形式をつくったことだけではありません。子どもが自ら考えてプレーする機会を増やし、地域大会や企業との連携を通じて競技に参加する入口を広げようとしている点にあります。選手としての経験を、次世代の育成に生かす事業といえます。
3.EDO ALL UNITEDのクラブ運営
EDO ALL UNITEDは、本田が発起人となって2020年に創設したサッカークラブです。「全員参加型のリアルサカつく」を掲げ、サポーターがクラブ運営の意思決定に関与できる仕組みを特徴としています。一般的なクラブのように経営陣だけで方針を決めるのではなく、オーナーによる投票などを通じてクラブの方向性を決めることを目指しています。
2026年シーズンには、クラブを運営するEdo All United株式会社とプログリットがパートナー契約を締結しました。クラブは東京都内の社会人リーグから段階的に昇格し、2026年には関東サッカーリーグ1部で活動しています。クラブの成長を通じて、競技だけでなく運営の仕組みそのものにも新しいモデルを提示しようとしている点が特徴です。
本田は2026年7月、自身が立ち上げたクラブの試合を視察したことも報じられました。ワールドカップの舞台でプレーしてきた選手が、今度はクラブをつくり、選手やスタッフを支える立場からサッカーに関わっているのです。
これらの活動を通じて見えてくるのは、本田がサッカーを単に試合でプレーする競技としてだけでなく、育成、組織運営、事業創出へと広げていることです。現役選手でありながら、競技の仕組みや経営のあり方にも働きかける。その姿勢が、投資家・起業家としての活動ともつながっています。
【日本代表監督への意欲】現役選手の先に見据える指導者としての未来
本田圭佑が今後のサッカー人生で目指しているものとして、本人が繰り返し言及しているのが日本代表監督です。2026年7月2日には、自身のXで日本代表監督に立候補する意欲を表明し、「僕を1年試してみてください」という趣旨の発信を行いました。アジアカップで結果が出なければ解任されても構わないという、強気な条件も提示しています。
さらに、9月に放送された日本テレビ系「news zero」への出演でも、ワールドカップ優勝を監督として実現したいという考えを示しました。スポニチアネックスの報道によると、本田は日本代表監督を任されるなら、いつでも挑戦したいという意欲を語っています。
ただし、監督就任への意欲表明と、実際に日本代表監督に就任することは別の話です。2026年10月時点で、本田の日本代表監督就任が決定したという発表はありません。今後、指導者としてどのような経験を積むのか、必要な資格や実務経験をどのように整えていくのかが注目されます。
本田の指導者志向を考えるうえで重要なのは、本人が現役続行と将来の監督業を別々の目標として捉えていないことです。2026年10月2日のイベントでも、ワールドカップ優勝への思いがサッカーから離れられない理由だと説明しました。選手としてプレーを続けることは、本人にとって目標を追い続ける手段の一つでもあります。
一方で、選手としての実績がそのまま監督としての成功を保証するわけではありません。代表監督には、戦術の構築、選手選考、スタッフの統率、国際大会での意思決定など、選手とは異なる能力が求められます。ワールドカップでの経験や海外でのプレー、経営者として培った判断力を、指導者としてどのように生かすのかが今後の焦点です。
現役選手、投資家、事業家、そして将来の指導者。これらの役割は一見すると別々に見えますが、本田の場合は、いずれも自分で目標を設定し、新しい環境に飛び込むという共通点があります。日本代表監督への意欲も、その挑戦の延長線上にあると考えられます。
【本田圭佑現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:本田圭佑は2026年現在、現役を引退していますか?
A1:引退していません。2026年4月にシンガポールのFCジュロンへの加入を発表し、9月18日のホーガン・ユナイテッドFC戦で約2年ぶりに公式戦へ復帰しました。40歳になった現在も現役選手として活動しています。
Q2:本田圭佑は現在、どこのサッカークラブに所属していますか?
A2:2026年10月時点では、シンガポール・プレミアリーグ1部のFCジュロンに所属しています。同クラブは旧アルビレックス新潟シンガポールで、2026-27シーズンからFCジュロンへ名称を変更しました。
Q3:本田圭佑は投資家として何社に出資していますか?
A3:2026年6月の報道で、本人は個人として300社以上のスタートアップに投資していると明かしています。X&KSKの共同創業者兼ジェネラルパートナーとしても投資活動に取り組んでいます。
Q4:本田圭佑が現役を続けている理由は何ですか?
A4:本人が語っている大きな理由は、ワールドカップ優勝への強い思いです。選手としての挑戦を続けるだけでなく、将来は監督・指導者としてもワールドカップ優勝を目指したいというビジョンを示しています。
Q5:本田圭佑は日本代表監督に就任するのですか?
A5:2026年10月時点で、就任が決まったという発表はありません。本田は2026年7月にXで監督就任への意欲を表明し、9月のテレビ出演でも将来の目標として日本代表監督を挙げていますが、現段階では本人の希望や意欲の表明です。
Q6:本田圭佑はサッカー以外にどのような活動をしていますか?
A6:スタートアップへの投資、X&KSKを通じたベンチャー支援、4人制サッカー「4v4」の普及、EDO ALL UNITEDのクラブ運営、家具ブランドCAGUUUの社外取締役などに取り組んでいます。サッカーを競技としてプレーするだけでなく、事業や育成の仕組みづくりにも関わっています。
まとめ:本田圭佑の現在は「現役続行」と「新しい挑戦」の両立
2026年10月現在の本田圭佑は、40歳で現役選手としてプレーを続けながら、投資家・起業家としても活動する人物です。FCジュロンへの加入と9月18日の公式戦復帰は、引退説がささやかれていた時期を経て、本人が再び競技の舞台に戻ったことを示す大きな出来事でした。
投資家としては300社超への出資を本人が明かし、X&KSKを通じたファンド運営にも携わっています。さらに、4v4による子どもの育成、EDO ALL UNITEDのクラブづくり、CAGUUUの社外取締役としての経営参画など、活動の幅は広がっています。
そして、将来の目標として掲げているのが日本代表監督としてのワールドカップ優勝です。監督就任はまだ決定していませんが、現役を続けながら指導者への道も見据えていることは、本人の発言から読み取れます。
本田圭佑の現在を追う際に押さえたいのは、ニュースの見出しだけで引退や転身を判断しないことです。公式戦への出場、本人の発言、クラブや企業の公式発表を分けて確認すれば、選手としての実績と実業家としての活動をより正確に理解できます。2026年の本田圭佑は、サッカー選手としての挑戦を終えた人物ではなく、競技とビジネスの双方で次の目標を追い続けている人物です。 (出典: 本田圭佑 現在(Yahoo!ニュース))