福岡から韓国・釜山へ船で渡るなら、カメリアラインの「ニューかめりあ」が有力な選択肢です。博多港から釜山港までの昼行便は、2026年10月現在の公式運航ダイヤで12時30分発、18時30分着。所要時間は約6時間で、飛行機より時間はかかるものの、船内で食事や休憩を楽しみながら移動できます。
気になるのは、乗船料金だけでなく燃油サーチャージや港湾税を含めた総額、客室の選び方、運休日の確認方法でしょう。カメリアラインの公式運賃表では、2026年10月1日予約分から旅客運賃が改定され、往復割引と学生割引も終了しました。この記事では、2026年10月28日時点の公式情報をもとに、費用・時刻・予約・アクセスを整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 所要時間:博多発は12時30分発・18時30分着の約6時間。釜山発は夜行便で翌朝7時30分ごろに博多へ到着します。
- 料金:大人2等の片道運賃は15,000円。博多発は燃油特別付加運賃などを加え、基本的な総額は19,900円です。
- 予約・運休日:予約は乗船日の6か月前の同日から。月ごとの運航カレンダーと最新のお知らせを確認してから手配するのが確実です。
【2026年最新】博多から釜山まで何時間?ニューかめりあの運航時刻と運航状況
福岡と釜山を結ぶフェリーの運航会社はカメリアラインで、使用船舶は「ニューかめりあ」です。博多港国際ターミナルと釜山港国際旅客ターミナルを結んでいます。
福岡市の公式案内では所要時間を約5時間30分としていますが、カメリアラインの現行運航カレンダーに掲載された基本ダイヤは、博多12時30分発、釜山18時30分着です。旅行計画では、乗船する日付に適用される公式ダイヤを優先し、約6時間を目安に予定を組むとよいでしょう。
ニューかめりあの基本時刻表
- 博多発:12時30分出発、18時30分ごろ釜山着
- 博多発のチェックイン:通常便は10時30分~11時30分
- 釜山発:20時出発の夜行便
- 釜山発のチェックイン:16時30分~18時30分
- 釜山発の到着:翌朝7時30分ごろ博多着
往路は昼間に海を渡り、夕方に釜山へ到着するスケジュールです。一方、復路は船内で一泊して翌朝に福岡へ戻るため、釜山で夕方まで観光してから乗船する旅行にも向いています。
なお、上記は基本ダイヤであり、すべての日に同じ時刻で運航するとは限りません。カメリアラインの公式サイトでは月別の運航カレンダーが公開されており、臨時便など通常と異なる運航も表示されます。
2026年10月28日時点の運航状況は?
同日時点で、カメリアライン公式トップページには運航状況に関するお知らせは掲載されていません。ただし、これは今後の運航を保証するものではありません。天候や海上の状況、船舶の整備などによって予定が変更される可能性があるため、出発前には最新のお知らせと該当日の運航カレンダーを確認してください。
また、運航カレンダーには通常運航日だけでなく、臨時便や運航しない日もあります。「毎日運航しているはず」と考えて航空券やホテルを先に確定するよりも、フェリーの運航日を起点に旅行全体を組み立てるほうが安心です。
【料金の総額】福岡釜山フェリーは片道いくら?客室別運賃と追加費用を比較
2026年10月1日予約分から適用されるカメリアラインの公式運賃では、大人の片道基本運賃は2等15,000円から特別室33,000円までです。客室の等級によって料金が異なるほか、燃油特別付加運賃や出発港に応じた諸費用が別途かかります。
特に注意したいのが、運賃表に掲載された金額だけで旅行予算を計算しないことです。博多発の場合、国際観光旅客税やターミナル使用料金も加算されるため、実際の支払額は基本運賃より高くなります。
ニューかめりあの客室別・大人片道基本運賃
| 客室・等級 | 大人片道運賃 | 特徴・選び方 |
|---|---|---|
| 2等 | 15,000円 | 費用を抑えたい人向け |
| 2等寝台 | 17,000円 | ベッドタイプの寝台を利用したい人向け |
| 1等和室 | 21,000円 | 家族やグループでくつろぎたい人向け |
| 1等洋室 | 21,000円 | 洋室で落ち着いて過ごしたい人向け |
| 特等ツイン | 28,000円 | 2人で利用する個室タイプ |
| 特等シングル | 30,000円 | 1人で個室を利用したい人向け |
| 特別室 | 33,000円 | 専用デッキなどを備えた上位客室 |
出典:カメリアライン公式「旅客運賃・料金」。2026年10月1日以降の予約に適用される大人片道基本運賃。追加費用、客室の利用条件、空室状況は別途確認が必要です。
博多発の片道総額はいくら?2等で計算
大人1人が博多から釜山へ2等で向かう場合、公式料金表に掲載された金額を合計すると、次のようになります。
- 2等の基本運賃:15,000円
- 燃料特別付加運賃:1,400円
- 国際観光旅客税:3,000円
- 博多港ターミナル使用料金:500円
合計は19,900円です。これは大人1人、博多発、2等利用の基本的な片道総額であり、港までの交通費、船内での飲食代、追加の手荷物運賃などは含みません。燃料特別付加運賃は変動するため、予約時に改めて確認しましょう。
釜山発は港湾税などが別途必要
釜山発では、公式料金表に燃料特別付加運賃14,000ウォン、港湾税6,000ウォン、観光基金1,000ウォンが掲載されています。合計は21,000ウォンです。基本運賃についても、釜山発の予約では会社所定の予約月の為替レートで換算して日本円で支払う仕組みのため、往復の支払総額は予約時に確認する必要があります。
また、2026年9月30日をもって往復割引と学生割引は終了しました。以前の料金比較記事に掲載された往復割引後の金額や、改定前の2等運賃をそのまま使うと予算を誤る可能性があります。現在の料金を調べる際は、運賃の適用日が2026年10月1日以降になっているかを必ず確認してください。
【客室と船内設備】ニューかめりあは何ができる?料金差に見合う選び方
ニューかめりあの客室は、価格を抑えられる2等から、寝台タイプ、1等の和室・洋室、特等、特別室まで幅広く用意されています。どの等級を選ぶべきかは、船内で過ごす時間の長さと、プライバシーをどの程度重視するかで変わります。
安さを優先するなら2等、休息を重視するなら寝台以上
2等は基本運賃が最も安く、移動費を抑えたい人に適しています。ただし、相部屋形式の客室では、ほかの乗客と空間を共有することになります。落ち着いて休みたい人や、荷物の管理を自分のペースで行いたい人は、2等寝台や個室タイプとの料金差を比較するとよいでしょう。
公式の客室案内によると、2等寝台にはベッドタイプの客室があり、1等には定員2人の洋室や最大4人で利用できる洋室、最大5人の和室などがあります。特等シングルは1人用、特等ツインは2人向けで、特別室には専用デッキやユニットバス、トイレなどが備わっています。
一方、基本運賃だけで客室の総額が決まるとは限りません。特定の人数で客室を利用する場合にはルームチャージが発生する条件もあります。例えば、1等洋室を1人で利用する場合や、1等和室を定員より少ない人数で利用する場合には、追加料金が設定されています。予約前に利用人数と客室の条件を照合してください。
船内設備と食事も2026年の確認ポイント
公式案内では、船内の共用設備として展望風呂、カラオケルーム、ゲームコーナー、自動販売機コーナーなどが紹介されています。カラオケルームは有料で、部屋の大きさによって1時間1,000円、1,500円、2,000円の料金設定です。
さらに、カメリアラインは2026年10月14日付のお知らせで、船内レストランにおける昼食・夕食・朝食の3食すべての提供再開を案内しました。カレー定食やキムチチゲ定食、朝食メニューなどが紹介されています。食事を船内で取る予定なら、乗船日の営業時間や提供内容も確認しておくと、到着後の食事計画を立てやすくなります。
料金差を考える際は、客室そのものだけでなく、休息のしやすさ、同行者との過ごし方、船内で食事や入浴を楽しむかどうかまで含めて判断するのがおすすめです。
【予約方法と乗船当日の流れ】6か月前から手配、チェックイン時間に注意
ニューかめりあの予約方法は、カメリアライン公式サイトからのオンライン予約、電話予約、旅行会社経由の予約が基本です。公式案内では、予約は乗船日の6か月前の同日から受け付けています。ただし、繁忙期にはインターネット予約を受け付けない場合もあるため、希望日が決まったら早めに確認しましょう。
予約時に必要な情報
予約には、乗船者のローマ字氏名、生年月日、性別、国籍、パスポート番号などが必要です。氏名のローマ字表記はパスポートと照合し、入力間違いがないようにしましょう。同行者がいる場合も、全員分の情報を準備しておくと手続きがスムーズです。
電話予約の窓口は092-262-2323で、公式案内に記載された受付時間は平日9時~17時、土日祝日9時~13時です。ただし、運休日や臨時運航日は電話受付を休む場合があります。
博多港でのチェックインは午前中
通常の博多発便では、チェックイン受付時間は10時30分~11時30分です。12時30分発だからといって、正午近くに港へ到着する計画では間に合わない可能性があります。乗船手続き、税関検査、出国審査などを考慮し、指定された受付時間内に余裕を持って到着しましょう。
当日は予約内容を確認できるものとパスポートを用意し、博多港国際ターミナル1階のカメリアラインのチェックインカウンターへ向かいます。その後、案内に従って2階の出発ゲートへ進み、税関検査と出国審査を経て乗船します。
オンライン予約が完了していても、チェックインの受付時間が不要になるわけではありません。運航日や臨時便によって手続き時間が変わる場合もあるため、予約後に届く案内と当日の公式情報を確認してください。
【運休日と港へのアクセス】博多港・釜山港から迷わず移動する方法
フェリー旅行では、出発時刻だけでなく、港までの移動時間も重要です。博多港国際ターミナルは博多駅や天神の中心部から少し離れているため、駅に着いてから港までの交通手段を決めておく必要があります。
博多港国際ターミナルへの行き方
福岡市の公式案内によると、博多港国際ターミナルの所在地は福岡市博多区沖浜町14-1です。博多駅からは西鉄バス88番またはBRT、天神からは西鉄バス80番またはBRTが利用できます。公式案内に記載された所要時間の目安は、どちらもバスで約20分です。タクシーの場合は博多駅・天神から約10分とされていますが、道路状況によって変わります。
福岡空港から直接向かう場合、タクシーでは約20分が目安です。公共交通機関を使うなら、地下鉄で博多駅へ移動してからバスに乗り換える方法があります。出航当日は道路の混雑や乗り換え時間も見込んで計画しましょう。
釜山港から釜山駅へのアクセス
釜山到着後は、釜山港国際旅客ターミナルから釜山駅方面へ移動できます。韓国観光公社の案内では、ターミナルから地下鉄1号線の釜山駅やKTX・SRTを利用できる鉄道の釜山駅までは徒歩約10~15分とされています。
そのため、釜山到着後に市内観光や鉄道移動を予定している人にとって、港から釜山駅へ歩いて移動できる点は利点です。ただし、大きな荷物がある場合や天候が悪い場合は、実際の移動時間に余裕を持たせておきましょう。
運休日は月別カレンダーで確認
ニューかめりあには、定期的な運休日や臨時便など、通常とは異なる運航日があります。公式の安全案内では、運休日を船舶の検査、訓練、工事、メンテナンスなどに活用することも説明されています。
特定の曜日だけを見て運航の有無を判断するのではなく、カメリアラインが公開している月別の旅客運航カレンダーで、往路と復路の両方を確認することが大切です。往路は運航していても、希望する復路が運休日に重なっていれば、旅行日程の変更が必要になります。
【飛行機とフェリーを比較】福岡から釜山へ行くならどっちがお得?
福岡から釜山へ向かう手段を選ぶときは、移動時間だけでなく、空港や港までのアクセス、手続きにかかる時間、荷物の条件、宿泊費まで含めて考える必要があります。
時間を優先するなら飛行機
福岡空港から釜山の金海国際空港までの直行便は、飛行時間がおおむね1時間前後です。ニューかめりあの博多発便は約6時間かかるため、移動時間を短縮したい人には飛行機が有利です。
ただし、航空機の所要時間は空港間の飛行時間であり、自宅から目的地までの総所要時間ではありません。空港への移動、チェックイン、保安検査、到着後の入国手続き、金海空港から市内への移動も必要です。飛行機を選ぶ場合は、航空券の価格だけでなく、手荷物の追加料金や空港アクセス費用も確認しましょう。
船旅を楽しみたいならニューかめりあ
フェリーは移動そのものを旅の一部として楽しめるのが特徴です。展望風呂やレストランなどの船内設備を利用でき、復路は夜行便で船内に一泊するため、釜山で過ごす時間を長めに取りたい人にも適しています。
一方で、フェリーの基本運賃が常に飛行機より安いわけではありません。2026年10月現在、博多発の2等は諸費用込みで19,900円が目安です。航空会社のセール運賃が安い時期には飛行機のほうが安くなる可能性があり、逆に航空券が高い時期にはフェリーが比較候補になります。
なお、フェリーでも手荷物の種類や重量によって追加運賃が発生する場合があります。航空機とフェリーの費用を比べるときは、手荷物がすべて無料になると考えず、各社の条件を確認してください。
自分に合う移動手段を見極める
- 移動時間を短くしたい人:飛行機を優先して比較する。
- 船内でゆっくり過ごしたい人:ニューかめりあの設備や客室を含めて検討する。
- 旅費をできるだけ抑えたい人:フェリーの諸費用込み総額と、飛行機の運賃・手荷物料金・空港アクセス費用を同じ条件で比較する。
- 釜山で夕方まで観光したい人:復路の夜行便を利用できる日程か確認する。
- 日程変更が難しい人:運休日と運航変更の可能性を考慮し、移動手段や宿泊日程に余裕を持たせる。
【福岡釜山フェリー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:福岡から釜山までフェリーで何時間かかりますか? A1:カメリアラインの現行基本ダイヤでは、博多12時30分発・釜山18時30分着で約6時間です。福岡市の案内では約5時間30分とされていますが、実際の旅行計画では乗船日の公式運航ダイヤを確認してください。
Q2:ニューかめりあの片道料金は総額いくらですか? A2:2026年10月1日予約分以降、大人2等の基本運賃は15,000円です。博多発では燃料特別付加運賃1,400円、国際観光旅客税3,000円、ターミナル使用料金500円を加え、基本的な片道総額は19,900円となります。燃油関連費用や追加料金は予約時に確認してください。
Q3:ニューかめりあは毎日運航していますか? A3:運休日や臨時便があるため、毎日同じダイヤで運航するとは限りません。カメリアライン公式サイトの月別運航カレンダーで、行きと帰りの両方の運航日を確認するのがおすすめです。
まとめ:2026年の福岡釜山フェリーは総額・運航日・目的で選ぶ
福岡から釜山へフェリーで向かうなら、カメリアラインのニューかめりあが中心的な選択肢です。2026年10月現在の基本ダイヤは博多発12時30分、釜山着18時30分で、復路は釜山を夜に出発して翌朝に博多へ到着します。
料金は2026年10月1日予約分から改定され、大人2等の基本運賃は15,000円。博多発の基本的な片道総額は19,900円ですが、船内での飲食、港までの交通費、手荷物などの追加費用も考慮する必要があります。個室や寝台を選ぶ場合は、基本運賃と客室の利用条件を照合しましょう。
飛行機は時間を節約したい人に、フェリーは船内で過ごす時間や夜行移動を活用したい人に向いています。どちらが安いかは日程や荷物、航空券の価格によって変わるため、同じ旅行条件で総額を比較するのが合理的です。
予約前には、カメリアラインの公式運賃表、最新の運航カレンダー、乗船案内を確認してください。特に運休日とチェックイン時間を押さえておけば、費用の見通しを立てやすくなり、博多港から釜山への移動を計画的に進められます。 (出典: 福岡 釜山 フェリー(Yahoo!ニュース))