『ボボボーボ・ボーボボ』の人気投票といえば、1位から8位までを主人公のボーボボが独占した伝説の結果を思い浮かべる人も多いはずです。しかし、これは連載初期に描かれたギャグと、実際に開催された公式企画が重なって生まれた現象です。原作の本当の人気投票では、主人公を抑えて首領パッチが1位を獲得しています。
2026年10月現在、歴代の公式投票、2020年4月1日に「少年ジャンプ+」で開催された人気投票、さらに現在のファン参加型ランキングを照合すると、興味深い違いが見えてきます。1位のボーボボが14万7817票を獲得した企画の正体から、首領パッチが何度も1位になった理由、ところ天の助の順位まで詳しく整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:1~8位をボーボボが独占した結果は、2020年に実際に開催された公式企画の結果。1位は14万7817票。
- 要点2:原作の第1回・第2回・第3回のキャラクター人気投票では、いずれも首領パッチが1位を獲得。
- 要点3:2026年のファン参加型ランキングでも首領パッチが上位。公式投票、記念企画、一般投票は別々に比較する必要がある。
【まず結論】ボーボボ人気投票で1~8位を独占したのはなぜ?
「ボーボボ人気投票で全順位がボーボボになった」という話には、実在する企画と、原作漫画のギャグという2つの側面があります。両者を区別することが、結果の真相を理解する近道です。
発端は、漫画家・澤井啓夫氏による『ボボボーボ・ボーボボ』の連載初期に登場した「連載3回突破記念キャラクター人気投票」です。通常の人気投票では、主人公や仲間、敵キャラクターが順位を競います。ところが、この企画では1位から10位までがすべてボーボボ。順位ごとに異なる反応やコメントまで用意され、人気投票そのものをギャグに変えてしまいました。
もちろん、この原作内のランキングは実際に読者から票を集めた集計結果ではありません。連載が始まったばかりの段階で、すでに投票が行われたかのように見せる演出です。順位や票数も作品内のネタとして描かれています。
この仕掛けを約20年後に現実の企画として再現したのが、2020年4月1日の「少年ジャンプ+」による人気投票です。こちらは実際に投票が行われ、結果も発表されました。ORICON NEWSやITmediaのねとらぼなども取り上げ、全順位がボーボボという結果が改めて話題になりました。
つまり、検索される「ボーボボ人気投票の結果」には、原作の架空の人気投票、歴代の実際のキャラクター投票、2020年の公式お祭り企画という、性質の異なる情報が含まれているのです。
【歴代ランキング】第1回から第3回までの公式人気投票を比較
原作のコミックスに掲載されたキャラクター人気投票を整理すると、首領パッチの強さが際立ちます。主人公のボーボボは毎回上位に入っているものの、1位を獲得したわけではありません。
単行本掲載の結果を整理した記録などで確認できる主な順位は、次のとおりです。
| 時期・企画 | 1位 | 主な上位結果 | 注目点 |
|---|---|---|---|
| 第1回キャラクター人気投票 | 首領パッチ(3481票) | 2位 ヘッポコ丸(698票)、3位 ボーボボ(413票) | 主人公を大きく上回る得票 |
| 第2回キャラクター人気投票 | 首領パッチ(1893票) | 2位 田楽マン(1708票)、3位 ところ天の助(888票)、4位 ボーボボ(564票) | 田楽マンとところ天の助も健闘 |
| 第3回キャラクター人気投票 | 首領パッチ(4554票) | 2位 ヘッポコ丸(1351票)、3位 ところ天の助(1291票)、6位 ボーボボ(797票) | 部門別の集計でも首領パッチが首位 |
| 『真説』のキャラクター人気投票 | 首領パッチ(2021票) | 2位 ヘッポコ丸(1998票)、3位 ボーボボ(1482票)、4位 ところ天の助(1389票) | シリーズ後半でも首領パッチが首位 |
| 2020年4月1日・少年ジャンプ+企画 | ボーボボ(14万7817票) | 2~8位もすべてボーボボ名義 | 過去のギャグを再現した公式企画 |
| 2021年・ねとらぼ調査隊 | 首領パッチ(689票) | 2位 ところ天の助(483票)、3位 ボーボボ(272票) | メディアが実施した一般参加型アンケート |
| 2026年・みんなのランキング | 首領パッチ(95.7点) | 2位 ところ天の助(87.5点)、3位 ボーボボ(85.6点) | ユーザーが点数を付ける参加型ランキング |
※歴代投票の得票数は、それぞれの企画で公表・記録された数字です。第3回は「ボーボボ組」戦士部門の結果を掲載しています。『真説』の投票、メディアのアンケート、現在のユーザー参加型ランキングは、投票対象や集計方法が異なるため、単純な得票数の比較はできません。
第1回の結果は、コミックス第6巻に掲載されています。首領パッチは3481票を獲得し、2位のヘッポコ丸に2783票差をつけました。ボーボボは413票で3位。主人公が圧倒的な1位になるという、一般的な少年漫画の人気投票のイメージとは異なる結果でした。
第2回では首領パッチが1893票で首位を維持。2位には田楽マンが1708票で入り、3位のところ天の助も888票を集めました。ボーボボは564票で4位となり、主要キャラクターの人気が分散する様子が見て取れます。
第3回では「ボーボボ組」戦士部門で首領パッチが4554票を獲得。ヘッポコ丸が1351票、ところ天の助が1291票で続き、ボーボボは797票で6位でした。この投票は敵キャラクター部門や残りもの部門も設けられており、単純なキャラクター総合順位だけでは把握できない構成になっています。
さらに『真説ボボボーボ・ボーボボ』の人気投票でも、首領パッチは2021票で1位。2位のヘッポコ丸は1998票と、わずか23票差に迫りました。少なくとも、これらの歴代投票では首領パッチが首位を獲得し続けていたことが分かります。
【2020年の公式結果】ボーボボ1位は14万7817票!8位まで全順位を公開
「ボーボボ人気投票 2020年」の検索で多くの人が探しているのは、2020年4月1日に「少年ジャンプ+」で開催されたキャラクター人気投票です。エイプリルフールに合わせた「ハジケ祭り」の一環として実施され、原作でおなじみの人気投票ネタを現実の投票企画にしました。
電撃オンラインは2020年4月1日に開催を報じ、同日18時ごろの結果発表を伝えています。ORICON NEWSも翌2日に結果を掲載しました。公表された1位から8位までの票数は以下のとおりです。
- 1位:ボボボーボ・ボーボボ — 147,817票
- 2位:ボボボーボ・ボーボボ — 133,737票
- 3位:ボボボーボ・ボーボボ — 118,160票
- 4位:ボボボーボ・ボーボボ — 83,762票
- 5位:ボボボーボ・ボーボボ — 68,541票
- 6位:ボボボーボ・ボーボボ — 64,379票
- 7位:ボボボーボ・ボーボボ — 63,069票
- 8位:ボボボーボ・ボーボボ — 61,257票
8順位の得票数を合計すると、740,722票です。1位だけで14万7817票を集め、2位との差は14,080票でした。数字だけを見ると大規模な人気投票ですが、ここで押さえたいのは、通常のキャラクター人気を競う形式とは異なる企画だったという点です。
選択肢がすべてボーボボ名義になっていたため、別々のキャラクターが順位を争うランキングではありません。過去のネタを知っている読者にとっては、どのボーボボが1位になるかを楽しむ仕組みです。結果発表でも、1位から8位まで同じ名前が並ぶという、原作のギャグを再現した光景が生まれました。
したがって、2020年の1位を根拠に「ボーボボが首領パッチを公式人気投票で破った」と解釈するのは正確ではありません。2020年の企画は、キャラクター全体の人気を測る歴代投票とは、選択肢の設計そのものが違っていたからです。
【首領パッチが1位の理由】本当の人気投票では主人公より強かった
首領パッチは、ボーボボの相棒であり、ハジケ組を率いる目立ちたがり屋のキャラクターです。主人公に負けない存在感を持ち、物語の中でもボケとツッコミの両方を担います。こうした役割が、歴代人気投票での強さにつながったと考えられます。
第1回では3481票を獲得し、ボーボボの413票を大幅に上回りました。第2回、第3回、『真説』の投票でも首位を獲得していることから、単発の偶然だけで説明するのは難しい結果です。
ただし、得票数から読み取れるのは、各投票で首領パッチに投票した読者が多かったという事実です。作品全体の中で誰が最も重要なキャラクターなのか、誰が最も強いのか、誰が最も愛されているのかは、それぞれ別の問いです。
『ボボボーボ・ボーボボ』は、主人公が常に中心でありながら、周囲のキャラクターが予想外の行動で場面をさらうギャグ漫画です。首領パッチはその構造に適したキャラクターで、主人公を引き立てるだけでなく、自分自身が物語をかき回す役割も果たします。
こうした作品の性質を踏まえると、首領パッチが首位を獲得し続けたことと、原作の「全員ボーボボ」という架空ランキングが笑いとして成立したことは、矛盾しません。むしろ、主人公が人気投票で必ずしも1位にならないという現実を、作品が先回りしてギャグにしていた点が、このネタの面白さです。
【ところ天の助の人気ランキング】歴代順位と2026年最新結果の違い
ところ天の助も、ボーボボの人気投票を語るうえで欠かせないキャラクターです。第1回では281票で5位、第2回では888票で3位、第3回の「ボーボボ組」戦士部門では1291票で3位となりました。主人公の順位が上下するなか、ところ天の助は歴代投票で安定して上位に入っています。
特に注目したいのは、2021年にITmediaのねとらぼ調査隊が実施したアンケートです。2021年3月8日から21日まで行われ、合計2495票が集まりました。結果は首領パッチが689票で1位、ところ天の助が483票で2位、ボーボボが272票で3位でした。
これは原作コミックスの人気投票ではなく、メディアが実施した一般参加型アンケートです。それでも、首領パッチとところ天の助が上位に並び、主人公のボーボボが3位に入った点は、歴代投票との共通点として興味深いところです。
さらに、2026年10月5日更新の「みんなのランキング」では、首領パッチが95.7点で1位、ところ天の助が87.5点で2位、ボーボボが85.6点で3位となっています。同サイトの掲載データでは、239人が参加し、投票数は639票です。
ただし、このランキングはユーザーがキャラクターを1~100点で評価する方式です。1人が1キャラクターに1票を投じる形式とは異なり、票数だけでなく評価点によって順位が決まります。また、投票によって順位が変動するため、2026年10月28日時点での固定的な公式ランキングとして扱うことはできません。
2026年のキャラクター人気ランキングを調べる際は、次の3点を確認すると情報を混同しにくくなります。
- 公式投票か:出版社や作品公式の企画なのか、メディアや一般ユーザーによる投票なのか。
- 何を選べるのか:全キャラクターが対象なのか、ボーボボだけの選択肢から選ぶ企画なのか。
- どう集計するのか:得票数、得票率、評価点など、順位を決める仕組みは何か。
この3点を押さえるだけで、首領パッチが1位になった歴代の公式投票と、ボーボボが1位になった2020年の企画を、同じランキングとして誤って比較することを防げます。
【ボーボボ人気投票】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ボーボボ人気投票で1位から8位まで全員ボーボボだったのは本当ですか?
A1:本当です。2020年4月1日に「少年ジャンプ+」で開催された人気投票では、1位から8位までがすべてボーボボ名義となりました。ただし、通常の全キャラクター対象の人気投票とは異なる、過去のギャグを再現した企画です。
Q2:首領パッチが1位になったのは何回ですか?
A2:第1回・第2回・第3回のキャラクター人気投票に加え、『真説ボボボーボ・ボーボボ』の人気投票でも1位を獲得しています。確認できるこれらの歴代投票では、首領パッチが首位を維持しました。
Q3:2020年の1位は何票でしたか?
A3:1位のボボボーボ・ボーボボは14万7817票です。2位は13万3737票、3位は11万8160票でした。1位から8位までの合計は74万722票です。
Q4:原作の「連載3回突破記念キャラクター人気投票」は本物ですか?
A4:実際の読者投票ではなく、原作内のギャグです。1位から10位までをボーボボが占める架空の結果を描き、一般的な少年漫画の人気投票をパロディーにしています。
Q5:2026年最新のボーボボキャラクターランキングで1位なのは誰ですか?
A5:2026年10月5日更新の「みんなのランキング」では、首領パッチが95.7点で1位、ところ天の助が87.5点で2位、ボーボボが85.6点で3位です。これはユーザー参加型の評価ランキングであり、出版社が実施した公式投票の結果とは異なります。
まとめ:ボーボボ人気投票の結果を正しく楽しむために
ボーボボ人気投票の面白さは、主人公が1位から8位までを独占したというインパクトだけではありません。原作の「連載3回突破記念キャラクター人気投票」は架空のギャグであり、2020年の「少年ジャンプ+」の企画は、そのネタを現実の投票として再現したものです。
一方、原作コミックスに掲載された第1回・第2回・第3回のキャラクター人気投票では、首領パッチがいずれも1位を獲得。『真説』の投票でも首位に立ち、2021年のねとらぼ調査隊のアンケートや2026年のユーザー参加型ランキングでも上位に名を連ねています。
2020年の1位は14万7817票、歴代公式投票の首位は首領パッチ。この2つはどちらも正しい情報ですが、投票の目的と選択肢が違います。結果の数字だけを見るのではなく、いつ、誰が、どのような形式で投票を行ったのかを確認することが、ボーボボ人気投票の真相を理解するポイントです。
2026年現在も、首領パッチ、ところ天の助、ボーボボをはじめとする個性的なキャラクターたちは、ファン参加型ランキングで支持を集めています。原作のギャグと実際の人気投票、その両方を知ることで、『ボボボーボ・ボーボボ』が長く語り継がれる理由も、より鮮明に見えてきます。 (出典: ボーボボ 人気投票(Yahoo!ニュース))