2026年10月28日現在、広陵高校野球部は、2年生を中心とする新たなチームで秋季大会を戦っています。2026年秋季広島大会では準優勝を果たした一方、10月27日の秋季中国大会1回戦では高川学園に5-7で敗れました。香山滋音、田端陽太朗、只石慶太、勝本晴太らが出場し、田中颯太も救援登板しています。
広陵高校野球部の現在を知るうえでは、2026年の登録メンバーやスタメンだけでなく、選手の出身中学、卒業後の進路、松本健吾監督への指導体制変更、そして2025年に発覚した部内暴力問題と2026年の第三者委員会の調査結果も重要です。試合結果と学校運営の動きを分けて整理し、現在のチーム事情を詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年最新メンバー:秋季中国大会の登録選手は20人で、中心は2年生。香山滋音や田端陽太朗らがスタメンに名を連ねています。
- 秋季大会の結果:広島県大会は準優勝。10月27日の中国大会1回戦では高川学園に5-7で敗れました。
- 指導体制の現在:2025年8月に松本健吾氏への監督交代が発表され、2026年には第三者委員会の調査結果を受けた改革が進められています。
【2026年最新】広陵高校野球部のメンバーと登録情報
2026年秋季中国大会の登録名簿によると、広陵高校のベンチ入りメンバーは20人です。学年構成は2年生が中心で、1年生も登録されています。夏の大会を戦った3年生が抜け、翌年の主力となる世代がチームの中心を担っています。
以下は、秋季中国大会の登録名簿と、10月27日の高川学園戦で公表された先発メンバーを整理したものです。出身中学・所属は登録情報に基づき、試合での役割は当日の先発情報と投手交代記録を反映しています。
| 背番号 | 選手名 | 学年 | 出身中学・所属 | 10月27日の役割 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 増野巧士郎 | 2年 | 東広島市立向陽中 | 先発投手 |
| 2 | 勝本晴太 | 2年 | 廿日市市立大野中 | 捕手・8番 |
| 3 | 只石慶太 | 2年 | 守口市立大久保中 | 一塁手・4番 |
| 4 | 島田大成 | 2年 | 三原市立第四中 | 二塁手・5番 |
| 5 | 中村楓 | 2年 | 金沢市立内川中 | 三塁手・9番 |
| 6 | 香山滋音 | 2年 | 岡山市立芳泉中 | 遊撃手・3番 |
| 7 | 中村大雅 | 2年 | 三次市立十日市中 | 左翼手・2番 |
| 8 | 田端陽太朗 | 2年 | 海田町立海田中 | 中堅手・1番 |
| 9 | 加藤大凱 | 2年 | 長岡京市立長岡第四中 | 右翼手・7番 |
| 10 | 迫田大樹 | 2年 | 広島市立井口台中 | ベンチ登録 |
| 11 | 梶岡建志 | 2年 | 姫路市立東光中 | 救援登板 |
| 12 | 山本慎之助 | 1年 | 横浜市立上永谷中 | 指名打者・6番 |
| 13 | 西本丈一郎 | 2年 | 明石市立二見中 | ベンチ登録 |
| 14 | 小迫倫太郎 | 2年 | 廿日市市立大野中 | ベンチ登録 |
| 15 | 北野瑛仁 | 1年 | 大和郡山市立片桐中 | 救援登板 |
| 16 | 高橋源士 | 2年 | 福山市立新市中央中 | ベンチ登録 |
| 17 | 山崎遥翔 | 2年 | 西東京市立青嵐中 | ベンチ登録 |
| 18 | 田中颯太 | 2年 | 萩市立萩西中 | 救援登板 |
| 19 | 久保田凌生 | 1年 | 岡山市立竜操中 | ベンチ登録 |
| 20 | 渡部道成 | 2年 | 広島南リトルシニア | ベンチ登録 |
登録名簿の出典は、高校野球.onlineが掲載した2026年秋季中国大会のベンチ入りメンバー一覧です。先発打順と守備位置は一球速報.comの高川学園戦の記録に基づいています。大会ごとに登録メンバーや起用法が変わる可能性があるため、この一覧は2026年秋季中国大会の情報として見る必要があります。
注目したいのは、先発メンバーの大部分を2年生が占めていることです。1年生の山本慎之助は指名打者として6番に入り、投手陣にも1年生の北野瑛仁が登録されています。来春以降のチームづくりを見据えても、現在の2年生と1年生の成長が重要になります。
【秋季大会】広陵高校野球部の現在のスタメンと最新成績
2026年秋季広島大会で、広陵は決勝まで進出しました。スポーツナビの大会別戦績によると、1回戦の呉三津田戦に24-1、2回戦の広島商戦に9-2、準々決勝の武田戦に2-1、準決勝の広島新庄戦に4-1で勝利。決勝では崇徳に3-6で敗れ、準優勝となっています。
県大会で勝ち上がった広陵は、10月27日に鳥取県内で行われた秋季中国大会1回戦で山口県の高川学園と対戦しました。試合は広陵が5-7で敗れ、初戦敗退となりました。
一球速報.comの試合記録では、広陵は7安打、高川学園は11安打。広陵は序盤に追いつき、4回裏に田端陽太朗の適時打で勝ち越しました。7回裏には只石慶太の適時打で5-4とリードを奪いましたが、8回に同点とされ、9回に2点を失っています。
この試合で先発したのは、背番号1の増野巧士郎です。増野は7回3分の1を投げ、123球で9安打、5失点、自責点4を記録しました。その後は北野瑛仁、田中颯太、梶岡建志が救援登板しています。最終回の継投を含め、投手陣の制球や終盤の守りが今後の課題として残りました。
2026年秋の成績をまとめると、広陵は県内で決勝まで進む力を示した一方、中国大会では終盤の失点が響きました。県大会の勝ち上がりだけでチームの完成度を判断するのではなく、強豪校との接戦でリードを守り切れるかどうかが、次のシーズンに向けた評価のポイントになります。
【注目選手一覧】田中颯太・香山滋音・田端陽太朗らの現在
2026年秋季中国大会の登録選手の中でも、香山滋音、田端陽太朗、只石慶太、勝本晴太、田中颯太は、試合内容や役割を追ううえで注目したい選手です。名前だけでなく、実際の出場状況とプレー内容を確認すると、それぞれの立ち位置が見えてきます。
香山滋音は岡山市立芳泉中出身の2年生内野手で、背番号6を着けています。高川学園戦では3番・遊撃手として先発し、1回裏に右翼への適時打を放って同点に追いつきました。上位打線と内野守備の両面で起用されており、攻守の中心選手の一人です。
田端陽太朗は海田町立海田中出身の2年生外野手です。背番号8で1番・中堅手を務め、高川学園戦では4回裏に適時打を記録しました。先頭打者として出塁機会をつくり、得点につなげられるかが今後の見どころです。
只石慶太は大阪府の守口市立大久保中出身で、背番号3の2年生内野手です。高川学園戦では4番・一塁手として出場し、7回裏に適時打を放ちました。中軸を任されていることからも、得点圏での打撃がチームの勝敗に直結する選手です。
勝本晴太は廿日市市立大野中出身の2年生捕手で、背番号2を着けています。高川学園戦では8番・捕手として先発し、増野巧士郎ら複数の投手を受け持ちました。捕手は投手の状態を把握しながら試合を組み立てる役割を担うため、打撃だけでなく守備面での働きにも注目が集まります。
田中颯太は山口県の萩市立萩西中出身の2年生投手です。秋季中国大会の登録番号は18番で、高川学園戦では先発ではなく救援投手として登板しました。試合終盤の継投に加わったことから、投手陣の一角として経験を積んでいることが分かります。
このほか、先発投手の増野巧士郎、2番・左翼手の中村大雅も試合で存在感を示しました。中村大雅は2回裏に左翼線を越える二塁打を放ち、2点を挙げています。選手個人の成績を評価する際には、単発の結果だけでなく、打順や守備位置、起用された場面も合わせて見ることが大切です。
【出身中学と学年】広陵高校野球部のメンバー構成を分析
2026年秋季中国大会の登録名簿を見ると、広陵の選手は広島県内だけでなく、岡山、山口、大阪、兵庫、京都、神奈川、石川、東京、奈良など、幅広い地域の中学校や野球チームから集まっています。
たとえば、香山滋音は岡山、田中颯太は山口、只石慶太は大阪、加藤大凱は京都、中村楓は石川の中学校出身です。一方、田端陽太朗や勝本晴太、島田大成、中村大雅のように広島県内の中学校でプレーしてきた選手もいます。
この構成からは、広陵が地元の選手を基盤としながら、県外からも選手を受け入れていることが読み取れます。ただし、出身地の広さだけで選手の実力やチーム内の序列を判断することはできません。中学時代の所属チーム、入学後の成長、実際の公式戦での起用状況を合わせて見る必要があります。
学年構成では、2年生が主力を占める一方、山本慎之助、北野瑛仁、久保田凌生といった1年生も登録されています。現在の2年生が3年生になる2027年は、経験を積んだ選手たちがチームを引っ張ることが期待されます。1年生がどこまで出場機会を増やすかも、今後のスタメンを予想するうえで重要なポイントです。
【指導体制変更の経緯】松本健吾監督と2025年以降の動き
広陵高校野球部の指導体制が大きく変わったのは2025年8月です。同校では同年1月に部内暴力を伴う不適切事案が発生し、夏の甲子園大会の期間中に問題が広く報じられました。学校は8月10日、第107回全国高校野球選手権大会の出場辞退を申し入れ、大会本部がこれを了承しています。
日本高等学校野球連盟の発表によると、辞退により広陵が予定していた2回戦は津田学園の不戦勝となりました。出場辞退の背景には、部内問題への批判だけでなく、SNS上での情報拡散や、生徒・関係者に対する誹謗中傷などの問題もありました。
その後、広陵高校は2025年8月21日、監督を中井哲之氏から松本健吾氏へ、部長を中井惇一氏から滝口貴夫氏へ変更したと発表しました。学校は部員へのアンケートを実施し、学校改善検討委員会を設ける方針も示しています。
2026年には、別々の事案について第三者委員会の調査結果が公表されました。2月16日に公表された報告は、2023年に暴力や暴言を受けたとする元部員の申告を対象としたものです。計88件の申告について、裏付ける証拠や証言が得られず、事実を認めることは困難と判断されました。一方で、報告書は「行為が全く存在しなかった」と結論づけたものではなく、学校側の調査体制や相談窓口などに改善を求めています。
これとは別に、2025年1月22日に発生した元部員への暴力事案については、2026年5月28日に第三者委員会の調査報告書が公表されました。日刊スポーツやTBS NEWS DIGなどの報道によると、報告書は複数の上級生が関与する集団的な暴力行為を認定し、重大な人権侵害であり、いじめに該当すると判断しました。また、被害生徒が転校を余儀なくされた背景には、元監督の発言を含む学校・野球部側の不適切な対応があったと指摘しています。
この報告を受け、学校は部員の自主性を重視した運営や、野球部の全寮制の廃止などを進める方針を公表しました。元監督を含む関係者の処遇については、学校側が理事会で審議するとしています。監督交代だけで問題が解消したと考えるのではなく、第三者委員会が指摘した組織体制、相談環境、寮運営の改善が実行されるかどうかを継続して見る必要があります。
【評判と現在の実態】強豪校としての実績と学校改革をどう見るか
広陵高校野球部は、春の選抜大会で複数回の優勝実績を持つ広島の伝統校です。長年にわたって全国大会に出場し、大学野球や社会人野球、プロ野球へ進む選手も輩出してきました。こうした競技面の実績が、全国から選手が集まる背景の一つになっています。
一方、2025年の甲子園出場辞退と2026年の第三者委員会の報告は、競技成績とは別に、部活動の運営や生徒の人権をどう守るかという課題を浮き彫りにしました。特に2026年5月の報告では、個々の選手の行為だけでなく、閉鎖的な指導体制や同調圧力、学校側の初動対応にも問題があったと指摘されています。
学校の評判を判断する際は、SNS上の投稿だけを根拠にせず、第三者委員会の報告書、学校の公式発表、報道機関が伝えた調査結果を区別することが大切です。2026年2月の報告と5月の報告は対象となった事案が異なり、結論も異なります。これらを一つの事件として混同すると、事実関係を正しく理解できません。
今後の評価で注目したいのは、学校が掲げた再発防止策の実行状況です。相談窓口の実効性、指導者以外の第三者が関与できる仕組み、寮の運営方法、問題発生時の調査・記録の透明性などは、第三者委員会が改善を求めた具体的な項目です。
競技面では、2026年秋季広島大会で準優勝したことが、チームの現在地を示しています。全国を狙える力を持つ一方、秋季中国大会では高川学園に5-7で敗れました。勝敗だけでなく、接戦での守備や投手交代、チームとしての試合運びも、これからの成長を測る材料になります。
【歴代メンバーの進路】大学・社会人・プロへの道
広陵高校野球部の卒業生は、大学野球、社会人野球、プロ野球など、さまざまな進路へ進んでいます。高校野球ドットコムが2025年5月に紹介した卒業生の進路では、投手の髙尾響がトヨタ自動車、捕手の只石貫太が法政大学、外野手の濱本遥大が立教大学、内野手の土居湊大が明治大学へ進んだ例が挙げられています。
これらは2025年春に卒業した世代の進路例であり、2026年秋季大会を戦う現役選手の進学先を示すものではありません。現役の2年生については、大学や社会人チームへの進路が今後決まっていく段階です。本人や学校、進学先の公式発表が出るまでは、具体的な進学先を確定情報として扱わないことが重要です。
また、名前が似ている選手にも注意が必要です。現在の広陵に在籍する只石慶太と、2025年春に卒業して法政大学へ進んだ只石貫太は別の選手です。歴代メンバーの情報を調べる際は、名前だけで判断せず、学年、卒業年度、守備位置を照合することで混同を避けられます。
進路を確認する際は、学校や大学の公式発表に加え、大学野球・社会人野球の公式名簿、信頼できる高校野球専門メディアの進路記事を参考にするとよいでしょう。卒業後の進路は選手ごとに異なり、全員がプロ野球を目指すわけではありません。大学で競技を続ける選手もいれば、社会人野球に進む選手もいます。
【広陵高校野球部メンバー 現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年秋の広陵高校野球部のスタメンは誰ですか?
A1:10月27日の高川学園戦では、田端陽太朗、中村大雅、香山滋音、只石慶太、島田大成、山本慎之助、加藤大凱、勝本晴太、中村楓が野手として先発し、投手は増野巧士郎でした。スタメンは試合ごとに変わる可能性があります。
Q2:田中颯太は2026年のレギュラーですか?
A2:田中颯太は2年生の投手で、2026年秋季中国大会の登録メンバーに入っています。10月27日の高川学園戦では先発ではなく救援登板しました。登録メンバーであることと、毎試合スタメンで出場することは別です。
Q3:広陵高校野球部の暴力問題は解決したのですか?
A3:2026年5月には、2025年1月に発生した別の暴力事案について第三者委員会が集団的な暴力行為を認定し、学校は全寮制の廃止などの改革方針を公表しました。関係者の処遇や再発防止策の実施状況を含め、学校が公表する取り組みを引き続き確認する必要があります。
まとめ:2026年の広陵高校野球部は競技力と改革の両面が焦点
2026年10月現在の広陵高校野球部は、2年生を中心とした20人の秋季中国大会登録メンバーで戦っています。香山滋音、田端陽太朗、只石慶太、勝本晴太らが試合に出場し、田中颯太も投手陣の一角として登板しました。秋季広島大会では準優勝を果たしましたが、中国大会では高川学園に5-7で敗れています。
同時に、2025年の監督交代から2026年の第三者委員会の報告に至るまで、部活動の運営や生徒の安全をめぐる改革も続いています。競技成績だけでチームの現在を評価するのではなく、選手の成長、試合での起用、指導体制、再発防止策の実施状況を分けて見ることが重要です。
今後は、現2年生が3年生となる2027年に向けたチームづくりに加え、学校が公表した改革をどこまで実行できるかが注目されます。メンバーや進路の最新情報は、公式発表と大会記録を基準に確認していくと、広陵高校野球部の現在と今後の動向をより正確に把握できます。 (出典: 広陵高校野球部 メンバー 現在(Yahoo!ニュース))