「自分の人生に影響を与えた漫画を9作品選んで、1枚の画像にまとめる」――そんな自己紹介トレンドが、2026年のX(旧Twitter)を中心に広がりました。懐かしい名作から価値観を変えた作品まで、選んだ漫画の表紙を3×3のグリッドに並べるだけで、その人の趣味や歩んできた時間が伝わります。
話題の中心となったのが、9coma(9コマ)と呼ばれるジェネレーターです。2026年3月にはサービス終了の情報も広まりましたが、10月28日現在、9コマ!の公式サイトでは作品選択や画像生成の機能が公開されています。過去の終了情報だけを見て、現在も使えないと判断するのは早計です。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- トレンドの正体:人生に影響を与えた漫画を9作品選び、画像にしてSNSで共有する自己紹介企画。
- 2026年最新の状況:9コマ!の公式サイトは10月28日現在アクセス可能。Canvaなどを使った代替作成もできる。
- 投稿時の注意点:漫画の表紙画像にも著作権がある。無料ツールの利用や非営利の投稿であっても、画像の利用条件を確認する必要がある。
【2026年最新】私を構成する9つの漫画とは?9comaの現在とサービス終了の経緯
「私を構成する9つの漫画」とは、好きな漫画を9作品選び、表紙画像を1枚にまとめて自分のSNSアカウントで共有する企画です。単なるおすすめ作品の紹介とは違い、「自分という人間を形作った作品」という視点で選ぶことに特徴があります。
例えば、子どものころに夢中になった冒険漫画、思春期に感情を揺さぶられた青春漫画、大人になってから人生観を変えられた作品などを組み合わせます。選んだ9作品の並びそのものが、簡潔な自己紹介になるわけです。
画像作成を手軽にしたのが、漫画選択とグリッド画像の生成をまとめて行える「9コマ!」です。公式サイトでは、好きな漫画を選び、9作品を1枚の画像にして保存・共有する機能を案内しています。
9comaは現在も使える?
2026年10月28日現在、9コマ!の公式サイトでは作品選択ページと画像生成機能が公開されています。トップページに掲載された漫画ランキングは2026年10月26日更新と表示されており、少なくとも現在の公開ページ上では、サービスが一律に利用不能になっているわけではありません。
一方、2026年3月の流行期には、9comaのサービス終了が話題になりました。Xのトレンド関連情報では、3月5日ごろに漫画版が急拡散し、翌6日にサービス終了した経緯が紹介されています。短期間で利用者が増えたことと終了情報が結び付いて広まったのです。
ただし、現在の公式ページに掲載されている情報だけでは、当時の終了判断の技術的な理由や、再開・再構築に至る詳細な経緯までは確認できません。サーバー負荷など特定の原因を断定することはできないものの、2026年3月当時の情報と10月末の稼働状況を区別して理解する必要があります。
2026年10月時点の人気漫画ランキング
9コマ!の公式サイトが公開する全期間ランキングでは、次の9作品が上位に並んでいます。これは同サイトのランキングであり、日本の漫画全体を対象とした公的な人気調査ではありません。
- 1位:『ONE PIECE』
- 2位:『HUNTER×HUNTER』
- 3位:『ドラゴンボール』
- 4位:『NARUTO -ナルト-』
- 5位:『鋼の錬金術師』
- 6位:『SLAM DUNK』
- 7位:『進撃の巨人』
- 8位:『BLEACH』
- 9位:『DEATH NOTE』
冒険、バトル、スポーツ、心理戦など、異なる魅力を持つ作品が並んでいる点が興味深いところです。ただし、自分の9作品を決める際にランキングをそのまま採用する必要はありません。世間で人気の漫画と、自分の人生に影響を与えた漫画は、必ずしも一致しないからです。
【なぜ流行した?】私を構成する9つの漫画の選び方と2026年の投稿例
この企画が広がった理由は、単に画像を作れるからではありません。好きなものを9つに絞るという制約と、「私を構成する」という言葉が組み合わさることで、見る側にも選ぶ側にも物語が生まれる点が大きな特徴です。
流行の背景にある3つの理由
1つ目は、9作品という数が自己紹介にちょうどよいこと。1作品だけでは趣味の一面しか見えませんが、9作品あれば複数のジャンルや時代を組み合わせられます。反対に、数十作品を紹介するよりも一覧性が高く、タイムライン上で短時間に内容を把握できます。
2つ目は、作品選びに個人の記憶が表れること。同じ漫画を読んでいても、心に残る理由は人によって違います。ある人にとっては友情の物語でも、別の人にとっては努力や挫折を描いた作品かもしれません。タイトルの並びから、その人の関心や価値観を想像できるのです。
3つ目は、コメントや会話につながりやすいこと。同じ作品を選んだ人同士で盛り上がれる一方、知らない作品を見つけるきっかけにもなります。2026年3月に公開されたnoteの参加記事でも、9作品を選ぶ難しさや、年代ごとに作品を整理する面白さが語られていました。
2026年の投稿例から見える選び方
公開されている参加例を見ると、子どものころに読んだ漫画を中心にまとめる人、学生時代の作品を多く選ぶ人、最近読んで価値観が変わった作品を入れる人など、選び方はさまざまです。同じ作者の作品を複数入れたり、特定の出版社やジャンルに偏ったりするケースもあります。
また、9作品では収まりきらないという悩みも、この企画の特徴です。好きな漫画を網羅するためのランキングではなく、自分を説明するための9作品と考えると、選ぶ基準が見えてきます。
迷ったら使いたい、9作品の選定ルール
- 原点となった3作品:初めて漫画に夢中になった時期や、読書習慣のきっかけになった作品。
- 価値観を変えた3作品:友情、努力、恋愛、社会、仕事などについて、考え方に影響を与えた作品。
- 今の自分を表す3作品:現在も読み返す作品や、今の趣味・関心を象徴する作品。
これは必須のルールではなく、選ぶための補助線です。9作品を年代別に分けても、ジャンル別に分けても構いません。重要なのは、なぜその作品を選んだのか、自分なりに説明できることです。
【失敗しない作り方】9coma・Canva・無料ツールを比較
漫画9作品の自己紹介画像を作る方法は、大きく分けて専用ジェネレーターを使う方法と、自分で画像を配置する方法の2種類です。2026年10月時点で確認できる公開情報をもとに、代表的な選択肢を比較します。
| ツール | 作成方法・費用の目安 | 向いている人・注意点 |
|---|---|---|
| 9コマ! | 漫画を選択して9作品の画像を生成。公開ページ上では料金表示を確認できないため、利用時の条件を確認する。 | 専用フォーマットで手早く作りたい人。生成画像の利用条件やサービスの稼働状況も確認する。 |
| Canva | 無料のグリッドやテンプレートを使って作成。素材や一部機能には有料プランの対象がある。 | 色、余白、文字、背景を自由に調整したい人。アップロードする表紙画像の利用権に注意する。 |
| Googleスライドなどのスライド作成ツール | 正方形のキャンバスに9つの画像枠を作る。利用できる機能や料金は契約・環境によって異なる。 | 配置を細かく調整したい人や、画像以外に説明文も加えたい人。 |
| スマートフォンの画像編集アプリ | コラージュやグリッド機能で作成。無料機能の範囲や広告の有無はアプリによって異なる。 | スマートフォンだけで完結させたい人。保存画質や透かしの有無を確認する。 |
方法1:9コマ!で作る
9コマ!の公式作成ページでは、作品を選んで9マスの画像を作成する流れが案内されています。漫画選びから画像化までを一つのサービス内で進められるため、デザインの知識がなくても取り組みやすい方法です。
- 作成ページを開き、漫画を選ぶ。
- 9つの枠をタップして作品を設定する。
- 選んだ作品と表紙画像を確認する。
- 画像生成の操作を行い、保存または共有する。
作品の表紙が異なる場合などに調整できる機能も案内されています。利用できる作品や画像の表示状況は変わる可能性があるため、完成後にタイトルと表紙が一致しているかを確認しましょう。
方法2:Canvaの無料テンプレートで作る
Canva公式のグリッド・コラージュ機能を使えば、9分割のレイアウトを自分で作れます。画像の配置に加え、タイトル、背景色、装飾、短いコメントなどを追加できるため、専用ジェネレーターとは異なる仕上がりにできます。
- 新しいデザインを作成し、正方形に近いキャンバスを選ぶ。
- グリッドまたはフレームを配置し、3列×3行に整える。
- 利用条件を確認した画像を各枠に配置する。
- 必要に応じてタイトルや作品名を加える。
- PNGまたはJPGなどの画像形式で保存する。
無料テンプレートがあることと、配置するすべての画像を自由に利用できることは別問題です。漫画の表紙をアップロードする場合は、次の著作権に関する注意点も確認してください。
方法3:自分で9マスを作る
Googleスライドなどのスライド作成ツールでも、3列×3行の枠を作れば同じ形式を再現できます。画像を同じ大きさにそろえ、余白と間隔を統一するだけでも、見やすい自己紹介画像になります。
費用を抑えたい場合は、まず手元のツールで9マスのレイアウトを作り、必要な機能が足りないときに専用サービスやデザインアプリを検討するのが合理的です。画像作成そのものに高価なソフトが必須というわけではありません。
【投稿手順】XのハッシュタグとInstagramへの漫画画像の載せ方
画像が完成したら、XやInstagramに投稿して共有できます。作品名だけを並べても企画は成立しますが、選んだ理由を一言添えると、見た人が自分との共通点を見つけやすくなります。
Xへの投稿方法
- 画像を保存する:完成画像をスマートフォンやパソコンに保存する。
- 新規ポストを作る:Xで画像を添付し、本文を入力する。
- ハッシュタグを付ける:「#私を構成する9つの漫画」や「#9koma」など、内容に合うタグを選ぶ。
- 公開範囲を確認する:公開アカウントでは、ハッシュタグ検索などを通じて知らない人にも見られる可能性がある。
- 投稿する:作品を選んだ理由や、特に思い入れのある1作品などを短く添える。
Xヘルプセンターは、ハッシュタグにはスペースや句読点を含められないこと、また、1つのポストで使うハッシュタグは2つまでを推奨していることを案内しています。タグを大量に付けるより、企画名と関連タグを絞って使う方がすっきり伝わります。
投稿文の例としては、「子どものころから今まで、自分の考え方に影響を与えた9作品を選びました。皆さんの選ぶ作品も知りたいです」といった自然な紹介文が考えられます。これは文面の一例であり、実在する投稿の引用ではありません。
Instagramへの漫画画像の投稿方法
- 完成画像をスマートフォンに保存する。
- Instagramで新規投稿を作成し、画像を選ぶ。
- 表示範囲やトリミングを確認し、9作品がすべて見えるように調整する。
- キャプションに作品を選んだ理由や企画名を記載する。
- 公開範囲を確認してシェアする。
Instagramでは、フィード投稿のほか、ストーリーズで紹介する方法もあります。画像の比率や表示位置によって端の作品が見切れる場合があるため、投稿前にプレビューを確認してください。作品名を画像内に記載する場合は、小さすぎる文字にならないように調整するのもポイントです。
なお、XでもInstagramでも、ハッシュタグを付けることや非営利で投稿すること自体が、漫画画像の利用許諾を意味するわけではありません。
【重要】漫画の表紙画像をSNSに投稿するときの著作権と安全な代替方法
「自分で買った漫画だから表紙を載せても大丈夫」「無料ジェネレーターが表示した画像なら自由に投稿できる」と考えてしまう人もいるかもしれません。しかし、漫画の表紙に描かれたイラストやデザインも著作物です。購入した本の所有権と、表紙画像を複製してインターネット上に公開する権利は同じではありません。
政府広報オンラインが2026年1月に公開した著作権の解説でも、漫画の画像やスクリーンショットを許可なくSNSに投稿する行為は、著作権侵害に当たる可能性があると説明されています。営利目的でないことや、作品を応援する意図があることだけで、無断利用が一律に認められるわけではありません。
9コマ!で生成した画像なら、自由に使える?
9コマ!の利用規約では、表示される漫画の表紙画像などの権利は各出版社・著作者などに帰属すると説明されています。また、生成画像は個人的な利用やSNSでの非営利目的の共有を想定し、営利目的での利用、再配布、販売などを控えるよう案内しています。
ここで注意したいのは、サービスが想定する利用方法と、個々の画像の権利者が認めている利用範囲は別の問題だという点です。サービスの利用規約にSNS共有の記載があっても、それだけであらゆる表紙画像について無条件の利用許諾が得られたと考えるのは適切ではありません。
投稿前に確認したい4つのポイント
- 画像の出所:公式に提供された画像なのか、第三者が掲載した画像なのかを確認する。
- 利用条件:画像やサービスの規約で、SNS投稿や加工が認められているかを確認する。
- 投稿の目的:個人的な共有なのか、広告・宣伝・販売などに利用するのかを整理する。非営利であれば必ず適法というわけではない。
- 引用の条件:引用として利用できる場合もあるが、単に出典や作品名を記載するだけでは引用の要件を満たすとは限らない。
出版社や権利者が画像利用のガイドラインを公開している場合は、その条件を優先して確認しましょう。判断が難しい場合には、権利者に許諾を求める方法もあります。
著作権の不安を減らす代替案
漫画の表紙画像を使わずに企画を楽しむ方法もあります。例えば、9作品のタイトルと作者名を文字だけで配置する方法なら、表紙イラストを複製して並べる必要がありません。作品名などの情報と、表紙に描かれた創作的な表現は区別して扱うことが大切です。
- 文字だけの9マス画像:作品名と作者名を中心に、色やタイポグラフィでデザインする。
- オリジナルの自己紹介カード:作品から受けた影響を自分の言葉で短く紹介する。
- 利用許諾のある画像を使う:権利者がSNS投稿を認めている素材や、条件を満たす公式素材を利用する。
- 公式機能で共有する:作品の公式アカウントや配信サービスが提供する共有機能・素材利用条件を確認する。
「私を構成する9つの漫画」の面白さは、必ずしも表紙画像そのものにあるわけではありません。なぜその9作品を選んだのかという説明こそが、投稿を見た人にとって新しい発見につながります。
【私を構成する9つの漫画】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:9comaのジェネレーターは2026年10月現在も使えますか? A1:2026年10月28日現在、9コマ!の公式サイトでは作品選択ページと画像生成機能が公開されています。2026年3月にはサービス終了の情報が広まりましたが、現在の公開状況とは区別して確認することが大切です。
Q2:無料で漫画9作品の画像を作る方法はありますか? A2:9コマ!のような専用ジェネレーターのほか、Canvaの無料グリッド機能やスライド作成ツールなどでレイアウトを作る方法があります。ただし、利用料金や無料機能の範囲はサービスによって異なり、配置する漫画画像の著作権にも注意が必要です。
Q3:漫画の表紙画像をXやInstagramに投稿しても問題ありませんか? A3:すべての表紙画像を自由に投稿できるわけではありません。表紙イラストなどには著作権があり、購入済みの本であっても無断で複製・公開すれば侵害となる可能性があります。画像の利用条件や権利者のガイドラインを確認し、不安がある場合はタイトルと作者名を中心にした文字だけの画像にする方法も検討してください。
まとめ:2026年に「私を構成する9つの漫画」を楽しむための判断基準
「私を構成する9つの漫画」は、好きな作品を並べるだけで、自分の記憶や価値観を振り返り、ほかの人と共有できる企画です。2026年3月には9comaのサービス終了が話題になりましたが、10月28日現在、9コマ!の公式サイトでは作品選択や画像生成の機能が公開されています。
作成方法は、専用ジェネレーターを使う方法、Canvaの無料テンプレートを活用する方法、自分で9マスをデザインする方法などがあります。どれを選ぶかは、作成の手軽さ、デザインの自由度、利用料金、画像の利用条件を基準に判断するとよいでしょう。
作品選びで迷ったときは、人気ランキングだけで決めず、「初めて夢中になった漫画」「価値観を変えた漫画」「今も読み返す漫画」という3つの視点から考えてみてください。9作品に絞る過程そのものが、自分の歩みを見直す機会になります。
そして、SNSに投稿する際は、漫画の表紙画像に関する著作権を忘れずに確認すること。作品への愛情を伝える方法は、表紙画像を並べることだけではありません。自分の言葉で9作品を紹介すれば、権利への配慮と自己表現を両立しながら、この企画を楽しめます。 (出典: 私を構成する 9 つの漫画(Yahoo!ニュース))