1971年に始まった「仮面ライダー」シリーズは、昭和・平成・令和と時代を超えて続き、数多くの俳優を主人公に起用してきました。オダギリジョー、佐藤健、菅田将暉、竹内涼真ら、現在も幅広い作品で活躍する俳優たちの出演作を振り返ると、仮面ライダーが若手俳優のキャリアを語るうえで欠かせないシリーズであることがわかります。
2026年10月現在、最新のテレビシリーズは9月6日に放送が始まった『仮面ライダーマイス』です。主人公の音澄宙を秋谷郁甫が演じ、前作『仮面ライダーゼッツ』の今井竜太郎から主演が交代しました。この記事では、昭和9作品・平成20作品・令和8作品の計37作品を放送開始順に整理し、主人公の役名、演じた俳優、人気俳優が注目を集めた背景まで解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 歴代俳優一覧:昭和・平成・令和のテレビシリーズ37作品を、放送年・主人公名・俳優名とともに掲載。
- 人気俳優の出演作:佐藤健は『電王』、菅田将暉は『W』、竹内涼真は『ドライブ』、オダギリジョーは『クウガ』に出演。
- 2026年最新作:『ゼッツ』の今井竜太郎に続き、『マイス』で秋谷郁甫が主人公・音澄宙を演じる。
【まず確認】仮面ライダー歴代俳優一覧は時代と役割で見る
歴代の主演俳優を調べる際は、作品の放送時期だけでなく、主人公と追加ライダーの違いも押さえておきたいところです。東映の公式シリーズ紹介に沿って本編テレビシリーズを整理すると、昭和9作品、平成20作品、令和8作品の計37作品が対象になります。
ここでいう主演俳優とは、原則として各作品の中心となる主人公を演じた俳優です。変身後のスーツアクター、声の出演者、2号ライダーや追加ライダーのキャスト全員を網羅した一覧ではありません。複数の主人公が物語の中心となる作品では、該当する人物を併記しています。
たとえば、初代『仮面ライダー』では本郷猛を藤岡弘、が演じ、一文字隼人を佐々木剛が演じました。『仮面ライダーW』は左翔太郎役の桐山漣とフィリップ役の菅田将暉が中心となり、2人で1人のライダーに変身します。『仮面ライダーリバイス』も、五十嵐一輝とバイスの関係が物語の軸です。
なお、映画作品の『真・仮面ライダー 序章』『仮面ライダーZO』『仮面ライダーJ』や、配信作品などは、今回の37作品の本編テレビシリーズ一覧とは別枠です。これらまで含めると、歴代ライダーに関わった俳優の範囲はさらに広がります。
【放送順で総覧】昭和・平成・令和の仮面ライダー主演俳優37作品一覧
以下は、昭和から令和までの歴代主人公と俳優を放送開始順に並べた早見表です。放送年は作品が始まった年を基準とし、年をまたいで放送された作品は開始年と終了年を記載しています。作品名・放送時期は東映の公式シリーズ情報を基準に整理しています。
| 時代 | 放送年 | 作品名 | 主人公・役名 | 演じた俳優 |
|---|---|---|---|---|
| 昭和 | 1971~1973年 | 仮面ライダー | 本郷猛/一文字隼人 | 藤岡弘、/佐々木剛 |
| 昭和 | 1973~1974年 | 仮面ライダーV3 | 風見志郎 | 宮内洋 |
| 昭和 | 1974年 | 仮面ライダーX | 神敬介 | 速水亮 |
| 昭和 | 1974~1975年 | 仮面ライダーアマゾン | 山本大介/アマゾン | 岡崎徹 |
| 昭和 | 1975年 | 仮面ライダーストロンガー | 城茂 | 荒木しげる |
| 昭和 | 1979~1980年 | 仮面ライダー(スカイライダー) | 筑波洋 | 村上弘明 |
| 昭和 | 1980~1981年 | 仮面ライダースーパー1 | 沖一也 | 高杉俊介 |
| 昭和 | 1987~1988年 | 仮面ライダーBLACK | 南光太郎 | 倉田てつを |
| 昭和 | 1988~1989年 | 仮面ライダーBLACK RX | 南光太郎 | 倉田てつを |
| 平成 | 2000~2001年 | 仮面ライダークウガ | 五代雄介 | オダギリジョー |
| 平成 | 2001~2002年 | 仮面ライダーアギト | 津上翔一 | 賀集利樹 |
| 平成 | 2002~2003年 | 仮面ライダー龍騎 | 城戸真司 | 須賀貴匡 |
| 平成 | 2003~2004年 | 仮面ライダー555(ファイズ) | 乾巧 | 半田健人 |
| 平成 | 2004~2005年 | 仮面ライダー剣(ブレイド) | 剣崎一真 | 椿隆之 |
| 平成 | 2005~2006年 | 仮面ライダー響鬼 | ヒビキ | 細川茂樹 |
| 平成 | 2006~2007年 | 仮面ライダーカブト | 天道総司 | 水嶋ヒロ |
| 平成 | 2007~2008年 | 仮面ライダー電王 | 野上良太郎 | 佐藤健 |
| 平成 | 2008~2009年 | 仮面ライダーキバ | 紅渡 | 瀬戸康史 |
| 平成 | 2009年 | 仮面ライダーディケイド | 門矢士 | 井上正大 |
| 平成 | 2009~2010年 | 仮面ライダーW(ダブル) | 左翔太郎/フィリップ | 桐山漣/菅田将暉 |
| 平成 | 2010~2011年 | 仮面ライダーオーズ/OOO | 火野映司 | 渡部秀 |
| 平成 | 2011~2012年 | 仮面ライダーフォーゼ | 如月弦太朗 | 福士蒼汰 |
| 平成 | 2012~2013年 | 仮面ライダーウィザード | 操真晴人 | 白石隼也 |
| 平成 | 2013~2014年 | 仮面ライダー鎧武/ガイム | 葛葉紘汰 | 佐野岳 |
| 平成 | 2014~2015年 | 仮面ライダードライブ | 泊進ノ介 | 竹内涼真 |
| 平成 | 2015~2016年 | 仮面ライダーゴースト | 天空寺タケル | 西銘駿 |
| 平成 | 2016~2017年 | 仮面ライダーエグゼイド | 宝生永夢 | 飯島寛騎 |
| 平成 | 2017~2018年 | 仮面ライダービルド | 桐生戦兎 | 犬飼貴丈 |
| 平成 | 2018~2019年 | 仮面ライダージオウ | 常磐ソウゴ | 奥野壮 |
| 令和 | 2019~2020年 | 仮面ライダーゼロワン | 飛電或人 | 高橋文哉 |
| 令和 | 2020~2021年 | 仮面ライダーセイバー | 神山飛羽真 | 内藤秀一郎 |
| 令和 | 2021~2022年 | 仮面ライダーリバイス | 五十嵐一輝/バイス | 前田拳太郎/木村昴(声) |
| 令和 | 2022~2023年 | 仮面ライダーギーツ | 浮世英寿 | 簡秀吉 |
| 令和 | 2023~2024年 | 仮面ライダーガッチャード | 一ノ瀬宝太郎 | 本島純政 |
| 令和 | 2024~2025年 | 仮面ライダーガヴ | ショウマ | 知念英和 |
| 令和 | 2025~2026年 | 仮面ライダーゼッツ | 万津莫 | 今井竜太郎 |
| 令和 | 2026年~ | 仮面ライダーマイス | 音澄宙 | 秋谷郁甫 |
一覧のポイントは、同じ俳優が複数作品で同じ主人公を演じる例と、作品ごとに新しい主演俳優が起用される例があることです。『仮面ライダーBLACK』と『BLACK RX』では倉田てつをが引き続き南光太郎を演じています。一方、平成・令和の作品では、基本的に新しい主人公とキャストが物語を引き継いできました。
【昭和ライダー主演俳優一覧】藤岡弘、から倉田てつをまで
昭和ライダーの魅力は、改造人間としての苦悩や正義を貫く意志、悪の組織との戦いを正面から描いたヒーロー像にあります。初代『仮面ライダー』の藤岡弘、が演じた本郷猛は、シリーズの出発点となる主人公です。その後、一文字隼人を演じた佐々木剛が加わり、2人の仮面ライダーが協力して戦う構図が生まれました。
『仮面ライダーV3』の宮内洋、『仮面ライダーX』の速水亮、『仮面ライダーアマゾン』の岡崎徹、『仮面ライダーストロンガー』の荒木しげると、作品ごとに異なる個性を持った主人公が登場します。主人公の変身前の人物像と、変身後の戦闘スタイルを結び付ける演技が、各作品の印象を形づくりました。
1979年に始まった『仮面ライダー(スカイライダー)』では村上弘明が筑波洋を演じ、その後の『仮面ライダースーパー1』では高杉俊介が主演。1987年の『仮面ライダーBLACK』と翌年開始の『BLACK RX』では、倉田てつをが南光太郎を演じ続けました。
昭和作品を比較するときは、俳優名だけでなく、放送された時代やシリーズの位置付けにも注目したいところです。長期間にわたって放送された初代作品と、複数作品をまたいで主人公が続投したBLACKシリーズでは、同じ「歴代主演」でも作品と俳優の関係性が異なります。
【平成ライダー主演俳優一覧】佐藤健・菅田将暉・竹内涼真らの出演作
平成仮面ライダーシリーズは、2000年の『仮面ライダークウガ』から2018年開始の『仮面ライダージオウ』まで続きました。オダギリジョー、水嶋ヒロ、佐藤健、福士蒼汰、菅田将暉、竹内涼真ら、後年に映画やテレビドラマで活躍する俳優が出演している点も特徴です。
オダギリジョーは『仮面ライダークウガ』の五代雄介役、佐藤健は『仮面ライダー電王』の野上良太郎役、菅田将暉は『仮面ライダーW』のフィリップ役、竹内涼真は『仮面ライダードライブ』の泊進ノ介役を務めました。作品名と役名をセットで覚えておくと、俳優の出演歴を調べるときにも混同しにくくなります。
『電王』は、主人公に複数のイマジンが憑依し、佐藤健が性格の異なる人物像を演じ分ける設定が特徴です。『W』では、桐山漣が演じる左翔太郎と菅田将暉が演じるフィリップが2人で1人の仮面ライダーに変身します。『ドライブ』では刑事の泊進ノ介が事件捜査と戦闘の両面で活躍し、作品ごとに違う演技の見せ場が用意されていました。
ITmedia ビジネスオンラインが2023年に紹介した、10~24歳の男女を対象とする「仮面ライダー出身俳優」の調査では、1位が菅田将暉、2位が佐藤健、3位が吉沢亮でした。これは2023年時点の調査結果であり、2026年現在の人気順位を示すものではありませんが、平成ライダー出演者が若い世代にも知られていることを示す一例です。
ただし、仮面ライダー出演だけで俳優の成功が決まるわけではありません。作品での演技、出演後の映画・ドラマへの起用、本人のキャリア形成など、複数の要素が重なって現在の評価につながります。歴代俳優を比較するときは、ライダー役を務めた事実と、その後の活動実績を分けて捉えることが大切です。
【令和ライダー主演俳優一覧】今井竜太郎から秋谷郁甫まで
令和シリーズは2019年開始の『仮面ライダーゼロワン』から始まりました。高橋文哉、内藤秀一郎、前田拳太郎、簡秀吉、本島純政、知念英和と、作品ごとに新たな主演俳優が起用されています。デジタル技術、ゲーム、カード、食べ物など、作品ごとのモチーフが変化するなかで、主人公の性格や物語のテーマにも違いが見られます。
2025年9月7日に始まった『仮面ライダーゼッツ』では、今井竜太郎が万津莫を演じました。東映の公式作品情報によると、同作は2026年8月30日まで全50話が放送され、夢の世界で戦うエージェントという設定を描きました。
その後、2026年9月6日に放送が始まった『仮面ライダーマイス』では、秋谷郁甫が主人公の音澄宙を演じています。東映の公式発表では、秋谷にとって本作はドラマ初主演と紹介されました。音澄宙はお嬢様に仕えるマイスターという人物で、従来とは異なる主人公像を打ち出しています。
『ゼッツ』の今井竜太郎と『マイス』の秋谷郁甫を比べる際に重要なのは、どちらも同じ「令和ライダーの主演俳優」でありながら、演じる主人公も作品の設定も異なる点です。歴代俳優一覧を調べる場合は、俳優名だけでなく、作品名・主人公名・放送年の3つを組み合わせると、最新作の情報も整理しやすくなります。
【なぜ有名になった?】仮面ライダー出身俳優のキャリアと追加ライダーの違い
仮面ライダーシリーズが若手俳優のキャリアを語る際によく取り上げられる理由の一つは、主人公として長期間にわたって役を演じる経験を積めることです。連続ドラマでは、主人公の成長や葛藤、アクション、仲間との関係など、複数の要素を継続的に表現する機会があります。1話完結のエピソードだけでなく、年間を通した物語を担う経験は、俳優の幅を広げるきっかけになり得ます。
ORICON NEWSのシリーズ制作関係者へのインタビューでは、平成ライダーの制作をめぐり、オダギリジョーをはじめとする俳優陣の活躍や、水嶋ヒロが1年間演じたことの業界的なインパクトが語られています。若手俳優の活躍の場として特撮作品への関心が高まった背景も指摘されており、シリーズと俳優のキャリアが結び付いてきた経緯を理解する手掛かりになります。
一方、追加ライダーの俳優と主演俳優を同じ基準で比較するのは適切ではありません。主演は物語の中心となる人物を長期間演じるのに対し、2号ライダーや追加ライダーは、登場時期や物語上の役割が作品によって異なります。登場話数や変身する人物の数だけで、俳優としての評価を判断することもできません。
歴代俳優の情報を確認する際は、次の3点を基準にすると整理しやすくなります。第一に、公式のキャスト情報で変身前の役名と俳優名を照合すること。第二に、主演・追加ライダー・声の出演を区別すること。第三に、出演後の代表作や活動実績は、作品への出演歴とは別に確認することです。
【仮面ライダー俳優歴代一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年最新の仮面ライダー主演俳優は誰ですか?
A1:2026年10月現在、最新作『仮面ライダーマイス』の主人公・音澄宙を演じる秋谷郁甫です。前作『仮面ライダーゼッツ』では今井竜太郎が万津莫を演じました。
Q2:佐藤健、菅田将暉、竹内涼真は何の仮面ライダーに出演していましたか?
A2:佐藤健は『仮面ライダー電王』の野上良太郎役、菅田将暉は『仮面ライダーW』のフィリップ役、竹内涼真は『仮面ライダードライブ』の泊進ノ介役です。
Q3:仮面ライダーの主人公と追加ライダーの俳優はどう違いますか?
A3:主人公は原則として作品の物語の中心人物を指します。追加ライダーは、2号ライダーや途中から登場するライダーなど、作品内で別の役割を担う人物です。出演者を比較するときは、公式のキャスト表で役名と立ち位置を確認してください。
まとめ:歴代俳優を比較するときの見極め方
仮面ライダー歴代俳優一覧を整理すると、昭和・平成・令和の各時代で、主人公像や作品のテーマ、キャストの顔ぶれが変化してきたことがわかります。藤岡弘、や倉田てつをが出演した昭和作品から、佐藤健、菅田将暉、竹内涼真らが出演した平成作品、そして今井竜太郎や秋谷郁甫が主演する令和作品まで、シリーズは新しい世代へと受け継がれています。
2026年の最新作『仮面ライダーマイス』まで含めて俳優を調べるなら、作品名・放送年・主人公の役名・演じた俳優の4項目をセットで確認するのが基本です。追加ライダーや声の出演者まで知りたい場合は、主演一覧とは分けて公式キャスト情報を確認すると、誤認を防げます。
歴代俳優の魅力は、ライダーを演じたという共通点だけではありません。それぞれの作品でどのような主人公を演じ、その経験がその後の俳優活動とどう結び付いたのかを追うことで、シリーズの歴史と日本の映像作品を支える俳優たちの歩みを、より深く理解できます。 (出典: 仮面ライダー俳優 歴代 一覧(Yahoo!ニュース))