2026年10月現在、本田圭佑の所属チームは、シンガポール・プレミアリーグ(1部)のFCジュロン(FC Jurong)だ。2026年4月10日に加入が発表され、同年9月18日のホウガン・ユナイテッド戦で公式戦に復帰。10月25日のタンピネス・ローバース戦でも途中出場し、40歳となった今もプロサッカー選手として新たな挑戦を続けている。
今回の移籍は、単に現役復帰を果たしたというだけではない。長年の歴史を持つアルビレックス新潟シンガポールがFCジュロンへと名称を変更したタイミングでの加入であり、本田自身もリーグ優勝という明確な目標を掲げている。名古屋グランパス、ACミラン、パロFCなどを渡り歩いてきたキャリアの現在地と、2026/27シーズンの出場状況、背番号、移籍の背景を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の所属:シンガポール1部のFCジュロン。2026/27シーズンからプレーしている。
- 背番号・ポジション:背番号4、登録ポジションはMF。2026年10月25日までのリーグ戦では4試合連続で途中出場している。
- 移籍の目的:本人はリーグ優勝を目標に掲げ、複数国のトップリーグで得点する記録への挑戦も続けている。
【2026年最新】本田圭佑の所属チームはFCジュロン
本田圭佑の2026年現在の所属先は、シンガポール・プレミアリーグで戦うFCジュロンだ。クラブは2026年4月10日、本田の2026/27シーズンからの加入を公式発表した。
本田は2021年にリトアニアのスドゥヴァでプレーした後、2024年にはブータンのパロFCと契約。パロFCでは限定的な契約形態で公式戦に出場し、その後はクラブチームでの公式戦出場から離れていた。FCジュロンへの加入は、約2年ぶりに継続的なリーグ戦へ戻るための新たな一歩となった。
2026年6月13日に40歳を迎えた本田にとって、今回の挑戦は年齢を重ねてからの現役続行という意味でも注目される。所属先を決めた際、本人はリーグ優勝を最大の目標として挙げた。単に試合に出ることではなく、チームの結果に貢献する意思を明確に示している。
シンガポール・プレミアリーグの公式登録選手一覧でも、本田はFCジュロンのMFとして掲載されている。背番号は4番。2026年10月27日時点で、現在の所属先を調べる際に基準となるのは、クラブの加入発表とリーグの登録情報だ。
なお、本田の公式ウェブサイトには、過去の所属先であるスドゥヴァを現所属として表示する古いプロフィール情報が残っている。検索結果によって情報が食い違う場合があるものの、2026年のFCジュロン加入発表とリーグ公式の選手登録を確認すれば、現在の所属先はFCジュロンと判断できる。
【旧アルビレックス新潟シンガポール】FCジュロンへの名称変更を整理
FCジュロンという名前を初めて見た読者のなかには、「アルビレックス新潟シンガポールとは別のクラブなのか」と疑問を持つ人もいるだろう。答えは、基本的に同じクラブの名称変更だ。
クラブは2004年に設立され、長年にわたりアルビレックス新潟シンガポールとしてシンガポールの国内リーグに参加してきた。日本のアルビレックス新潟をルーツとするクラブだが、シンガポールでの地域密着を進め、現地クラブとしての基盤を強化してきた経緯がある。
名称変更の過程では、当初「アルビレックスジュロンフットボールクラブ」への改称が発表された。しかし、2026年4月7日のクラブ公式発表で、トップチームは2026/27シーズンから正式名称をFootball Club Jurong、略称をFCジュロンとする方針が示された。
この変更の背景にあるのは、ジュロン地域との結びつきをさらに深め、地域に根差したクラブへ発展させるという方針だ。クラブの発表では、地域への定着とローカライズを進め、将来的にはアジアの舞台も見据えたクラブづくりを目指す考えが説明されている。
したがって、「本田圭佑がアルビレックス新潟シンガポールからFCジュロンへ移籍した」と理解するのは正確ではない。旧名称のクラブがFCジュロンへと生まれ変わるタイミングで、本田が新シーズンから加入したというのが実態だ。
この違いは、過去のニュースや選手情報を読む際にも重要になる。2025/26シーズンまでの資料には旧名称が登場し、2026/27シーズン以降の資料にはFCジュロンが登場する。名称が異なっていても、クラブの沿革を踏まえて読み解く必要がある。
【歴代所属クラブ一覧】名古屋グランパスからACミラン、パロFCまで
本田圭佑のキャリアは、日本国内でプロとしての基礎を築き、欧州の主要リーグを経て、北中米、オセアニア、南米、アジアへと活動範囲を広げてきた点に特徴がある。
日本代表としては2010年、2014年、2018年のFIFAワールドカップに出場。クラブキャリアではACミランで背番号10を背負ったほか、ロシアのCSKAモスクワでリーグ優勝を経験し、オランダのVVVフェンロでは2部リーグ優勝とMVPを獲得した。
歴代の所属クラブを時系列で整理すると、FCジュロンが本田にとってどのような位置づけにあるのかが見えてくる。
| 時期 | 所属クラブ | 国・地域 | 主なポイント |
|---|---|---|---|
| 2005〜2007年 | 名古屋グランパスエイト | 日本 | プロキャリアをスタート |
| 2008〜2010年 | VVVフェンロ | オランダ | 2部優勝、シーズンMVP |
| 2010〜2013年 | CSKAモスクワ | ロシア | 国内リーグ優勝を経験 |
| 2014〜2017年 | ACミラン | イタリア | 背番号10を着用 |
| 2017〜2018年 | CFパチューカ | メキシコ | リーグ戦で得点を記録 |
| 2018〜2019年 | メルボルン・ビクトリー | オーストラリア | リーグ戦とACLに出場 |
| 2019年 | SBVフィテッセ | オランダ | 契約・所属歴に含まれる |
| 2020〜2021年 | ボタフォゴ | ブラジル | 南米でプレー |
| 2021年 | ネフチ・バクー | アゼルバイジャン | 国内リーグ優勝を経験 |
| 2021年 | スドゥヴァ | リトアニア | 欧州でのプレーを経て契約満了 |
| 2024年 | パロFC | ブータン | 限定的な契約で公式戦に復帰 |
| 2026年〜 | FCジュロン | シンガポール | 2026/27シーズンから加入 |
この一覧で押さえたいのは、ACミランだけが本田のキャリアを象徴するクラブではないという点だ。オランダで結果を残し、ロシアでタイトルを獲得し、複数の大陸でプレーしてきた経験が、現在の挑戦につながっている。
なお、フィテッセについては契約・所属歴として知られている一方、公式戦出場を伴うクラブ歴とは区別して考える必要がある。また、パロFCでは2024年に当初1試合限定の契約で復帰した後、別の試合に向けて再び契約している。各クラブの在籍期間と実際の出場試合数は同じ意味ではない。
本田はシンガポール加入前に10カ国のトップリーグでプレーしており、FCジュロンは11カ国目の挑戦に当たる。複数国のトップリーグで得点する記録への挑戦も、今回の移籍を理解するうえで見逃せない要素だ。
【移籍理由と契約経緯】なぜ本田圭佑はシンガポールを選んだのか
2026年4月10日の加入発表で、本田はFCジュロンでプレーする最大の目標としてリーグ優勝を挙げた。スポニチアネックスなどの報道によると、本人は複数国での得点記録への挑戦にも触れながら、強豪クラブとの競争を勝ち抜いて優勝したいという考えを示している。
今回の契約は、クラブ側の強化方針とも重なる。FCジュロンは名称変更を機に、地域密着型のクラブとして基盤を固めながら、アジアの舞台を見据えたチームづくりを進めている。世界各地でプレーした本田の経験を取り入れることは、戦力面だけでなく、チーム全体の成長という観点からも意味がある。
REAL SPORTSが報じた是永大輔チェアマンへのインタビューでは、本田本人からプレーしたいという意向が出たことや、以前から定期的に相談を重ねていたことが契約の背景として語られている。クラブ側が一方的に選手を獲得したというよりも、双方の挑戦したい方向性が一致した結果と捉えられる。
また、クラブは加入の目的について、単なる選手の補強にとどまらず、クラブに新たな価値を生み出し、シンガポールサッカー界の発展につなげることを説明している。選手としての実績に加え、国際的な知名度や経験を持つ本田を迎えることは、クラブが次の段階へ進むための象徴的な動きでもある。
一方、本田にとっては、リーグの知名度だけでなく、自分がどのような役割を果たせるかが重要だったと考えられる。世界的な強豪クラブでの実績を持ちながら、40歳で新しい環境に飛び込む。その選択は、過去の肩書にとどまらず、現在進行形の挑戦を求めている姿勢と一致する。
ただし、契約の細かな条件や報酬額、契約延長の条項などは、加入発表で具体的に公表されていない。移籍の経緯については、クラブと本人が示した目標、チェアマンの説明、実際の出場状況を分けて捉えるのが適切だ。
【現役続行の真相】ワールドカップへの思いと指導者としての将来
本田圭佑の現役続行を理解するには、選手としての目標と、将来的に指導者を目指す意向を切り離さずに見る必要がある。
2026年10月2日、SCOグループ主催の「Global Sports Business Summit 2026」にオンライン参加した本田は、Football Zoneの報道によると、ワールドカップへの強い思いがサッカーから完全に離れられない理由だと説明した。また、将来は監督や指導者として歩んでいきたいというビジョンにも言及している。
本田は2018年のロシア大会を最後に日本代表から退いているが、代表引退とサッカー選手としての引退は別の話だ。FCジュロンでのプレーは、日本代表への復帰を意味するものではなく、クラブ選手として競技を続けながら、自らの次のキャリアを模索する取り組みと見るべきだろう。
さらに、本田は選手としての活動に加え、サッカースクールの運営や投資、スポーツ事業などにも取り組んできた。競技の現場から離れず、異なる国のチームや選手と関わる経験は、将来の指導者としての視野を広げる可能性がある。
もっとも、現役続行の理由を「指導者になるためだけ」と限定するのも正確ではない。本人はFCジュロンでのリーグ優勝を目標に掲げており、個人としても得点記録への挑戦を続けている。選手として結果を求める気持ちと、将来の指導者像の両方が現在の活動に存在している。
今後の注目点は、単に本田が試合に出るかどうかだけではない。出場時間が増えるのか、得点やアシストなどの結果を残せるのか、チームの戦い方にどのような影響を与えるのか。こうした競技面の変化が、現役続行の意義を評価するうえで重要になる。
【2026/27シーズン出場状況】背番号4の役割と現時点の課題
本田は2026/27シーズンの開幕戦となった9月13日のヤングライオンズ戦では出場せず、チームスタッフとして登録されていた。公式戦デビューは9月18日のホウガン・ユナイテッド戦で、3対0の勝利が決まった試合の後半82分に途中出場した。
その後、10月10日のゲイラン・インターナショナル戦、10月18日のライオン・シティ・セーラーズ戦、10月25日のタンピネス・ローバース戦でも出場。10月27日時点では、リーグ戦4試合連続の途中出場となっている。
出場状況を整理すると、次のようになる。
- 9月13日:ヤングライオンズ戦は出場なし。
- 9月18日:ホウガン・ユナイテッド戦で公式戦デビュー。3対0で勝利。
- 10月10日:ゲイラン・インターナショナル戦に途中出場。チームは1対3で敗戦。
- 10月18日:ライオン・シティ・セーラーズ戦に途中出場。チームは0対2で敗戦。
- 10月25日:タンピネス・ローバース戦に途中出場。チームは2対3で敗戦。
10月25日の試合では、1対3とリードを許した後半37分からピッチに入り、直接フリーキックでゴールを狙ったほか、追加時間には右コーナーキックを担当。そこから味方が得点し、チームは1点差に迫ったものの、試合をひっくり返すことはできなかった。
スポニチアネックスの報道によると、本田はこの試合でもゴールを記録できず、チームは開幕2連勝の後に3連敗となった。10月27日時点で、シンガポールのトップリーグにおける本田自身の初ゴールはまだ生まれていない。
この状況を評価する際には、出場回数だけでなく、出場時間と役割にも目を向けたい。4試合すべて途中出場であり、現時点では先発メンバーとして定着した段階ではない。一方、短い出場時間のなかでもフリーキックやコーナーキックを任されていることから、攻撃の局面で経験を生かす役割が期待されていることがうかがえる。
背番号4は、2024年にパロFCでプレーした際にも着用していた番号だ。FCジュロンでも同じ番号を選び、登録ポジションはMFとなっている。過去のACミラン時代の背番号10とは異なるものの、背番号だけでプレー上の役割やチーム内での序列を判断することはできない。
今後は出場時間の増加、得点やアシスト、チームの連敗脱出が注目点になる。2026年10月25日までの成績だけでシーズン全体を評価するのは早いが、加入時に掲げたリーグ優勝という目標に対して、どのように貢献していくかが問われる局面に入っている。
【本田圭佑所属チーム】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:本田圭佑の現在の所属チームはどこですか? A1:2026年10月現在、シンガポール・プレミアリーグのFCジュロンに所属しています。2026年4月10日に加入が発表され、2026/27シーズンからプレーしています。
Q2:FCジュロンはアルビレックス新潟シンガポールとは別のクラブですか? A2:基本的には同じクラブです。アルビレックス新潟シンガポールが名称変更を行い、トップチームは2026/27シーズンからFCジュロンとして活動しています。
Q3:本田圭佑の背番号とポジションは何ですか? A3:FCジュロンでは背番号4、登録ポジションはMFです。2026年10月25日までのリーグ戦では4試合連続で途中出場しており、まだシンガポールでの初ゴールは記録していません。
まとめ:【プロの結論】今後は出場時間とチームへの貢献に注目
2026年10月現在、本田圭佑の所属チームはシンガポール1部のFCジュロンだ。アルビレックス新潟シンガポールからの名称変更を経たクラブに、2026/27シーズンから加わり、背番号4のMFとして公式戦に復帰した。
名古屋グランパスでのプロデビューからACミラン、パロFCを経てFCジュロンへ。複数の国でプレーしてきた本田のキャリアは、40歳になった今も続いている。今回の移籍には、リーグ優勝や複数国のトップリーグで得点する記録への挑戦に加え、将来的な指導者としてのキャリアを見据えた意欲も表れている。
今後の動向を追う際は、所属クラブの名前だけでなく、リーグ公式の選手登録、実際の出場記録、先発出場の有無、得点やアシストなどの客観的なデータを確認したい。特に、2026/27シーズンの本田を評価するうえでは、短時間の途中出場からどこまでプレー時間を伸ばし、チームの成績向上に結びつけられるかが重要な判断材料になる。
現時点で確かなのは、本田がFCジュロンで現役を続け、リーグ優勝を目指していることだ。今後の出場状況と競技面での成果を追うことが、40歳の新たな挑戦を理解する最も確かな方法となる。 (出典: 本田圭佑 所属チーム(Yahoo!ニュース))