「自分のキャッチコピーを考えてください」「自分を一言で表すと何ですか?」と聞かれたとき、すぐに答えられるでしょうか。真面目、努力家、責任感があるといった言葉は使いやすい反面、ほかの人との違いが伝わりにくいという悩みもあります。
自分のキャッチコピーは、特別な実績や目立つ性格がある人だけのものではありません。普段の行動、周囲からよく言われること、困難に直面したときの考え方を整理すれば、自分らしさを表す一言を作れます。2026年の就活や面接、自己紹介、SNSのプロフィールでも応用できるよう、作り方の手順から面白い例文、かっこいい表現、自己PRへのつなげ方まで詳しく紹介します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:印象に残るキャッチコピーは、性格を表すだけでなく、具体的な行動や経験を連想させる言葉にする。
- 要点2:強み・長所・短所・周囲からの評価を整理し、「自分らしい特徴+行動」の組み合わせで考える。
- 要点3:就活や面接では、キャッチコピーを言った後に根拠となるエピソードと仕事での活かし方を説明する。
【基本編】自分のキャッチコピーは「性格」よりも「行動」で差がつく
自分のキャッチコピーとは、自分の性格や強み、価値観、行動の特徴を短い言葉に凝縮したものです。自己紹介や自己PRの冒頭に添えることで、相手が自分を理解するための手がかりになります。
ただし、キャッチコピーの目的は、単に目立つことではありません。聞いた人が「この人はどんな人なのだろう」と興味を持ち、その後のエピソードまで理解しやすくなることが大切です。
ありきたりな言葉だけでは印象が薄くなる理由
例えば、「私は真面目です」という自己紹介を考えてみましょう。真面目さは長所ですが、どのような行動に表れるのかが分からないため、相手は人物像を具体的に想像できません。
一方、「小さな約束も見逃さない、信頼の積み重ね役」と表現すれば、約束を守る姿勢や周囲との関係を大切にする人柄が浮かび上がります。さらに、期限を守るために工夫した経験や、チーム内の確認を徹底したエピソードを添えれば、言葉に説得力が生まれます。
つまり、キャッチコピーを作るときは、性格を示す形容詞だけで終わらせず、その性格がどんな行動として表れているのかまで掘り下げることがポイントです。
自分のキャッチコピーと自己PRは何が違う?
キャッチコピーは自分の特徴を短く伝える言葉、自己PRはその特徴を具体的な経験や成果で説明するものです。両者は別々に考えるよりも、組み合わせて使うと効果的です。
厚生労働省の「マイジョブ・カード」では、自分の強みを考える際、日常的な業務や活動を振り返ることや、面接で具体的なエピソードを交えて説明することが紹介されています。特別な受賞歴や華々しい成果がなくても、自分の行動を振り返ることでアピールポイントを見つけられます。
例えば、次のように役割を分けると分かりやすくなります。
- キャッチコピー:「最後のひと手間を惜しまない改善屋」
- 自己PR:作業の手順を見直し、ミスを防ぐチェック方法を工夫した経験を説明する。
- 仕事への接続:入社後も小さな問題を見逃さず、業務の品質向上に貢献する姿勢を伝える。
キャッチコピーだけで自分のすべてを説明しようとする必要はありません。短い一言で興味を引き、その後の説明で信頼を得る。この役割分担を意識しましょう。
【3ステップ】自分のキャッチコピーの作り方と考え方
自分らしい言葉が浮かばないときは、いきなりキャッチコピーを考えるのではなく、材料を集めてから短い表現にまとめる方法がおすすめです。以下の3ステップなら、就活生から社会人まで実践できます。
ステップ1:強み・性格・周囲からの評価を書き出す
まずは、自分の特徴を思いつく限り書き出します。次の4つの視点を使うと、長所だけに偏らず、自分の特徴を整理できます。
- 得意なこと:計画を立てる、人の話を聞く、情報を整理する、初対面の人と話す。
- 性格の傾向:慎重、好奇心旺盛、負けず嫌い、マイペース、粘り強い。
- よく頼まれること:相談役、スケジュール管理、資料作成、場の雰囲気づくり。
- 繰り返している行動:分からないことを調べる、先回りして準備する、最後までやり切る。
ここで大切なのは、「自分はこういう人間だ」と決めつけないことです。自分では普通だと思っている行動が、周囲から見ると立派な強みになっている場合があります。
例えば、友人からよく相談を受ける人なら、単に「優しい人」と捉えるだけでなく、「相手が話しやすい雰囲気を作れる」「話を聞いて問題を整理できる」という強みに言い換えられます。
ステップ2:強みを裏付けるエピソードを探す
書き出した特徴の中から、自分らしさが表れている経験を一つ選びます。学校、アルバイト、仕事、趣味、家族や友人との関わりなど、題材はどこから探しても構いません。
次の4点を整理すると、キャッチコピーの根拠が明確になります。
- どのような状況だったのか。
- 何に困り、どのような課題があったのか。
- 自分は何を考え、どのように行動したのか。
- その結果、何が変わり、何を学んだのか。
例えば、グループ作業で意見がまとまらなかったとき、全員の意見を書き出して共通点を探した経験があるなら、「みんなの意見をつなぐ整理役」という表現が考えられます。
このように、経験から自分の特徴を見つけると、キャッチコピーと実際の行動が結びつきます。面接で理由を尋ねられても、具体的な話を続けやすくなります。
ステップ3:自分らしい言葉に短くまとめる
材料がそろったら、強みと行動を組み合わせて一言にまとめます。考えやすい基本形は、次の3パターンです。
- 強み+役割:「チームを前に進める調整役」
- 行動+特徴:「気になったら、まず試す実践派」
- 比喩+強み:「小さな違和感を拾うアンテナ」
最初から完璧な言葉を作る必要はありません。まずは説明的な文章を作り、意味を変えずに短く整えていきます。
例えば、「私は何か問題が起きたとき、すぐに諦めず、原因を調べて解決方法を考えることが得意です」という文章なら、「原因を探して道を切り開く問題解決役」とまとめられます。
短くする際は、意味が曖昧になるほど言葉を削らないことも重要です。短いけれど説明できない表現より、少し長くても行動を想像できる表現のほうが、実際の自己紹介や面接では使いやすくなります。
【例文一覧】自分のキャッチコピーを強み・性格・面白さ別に紹介
ここからは、自分のキャッチコピーの例をタイプ別に紹介します。気に入った表現をそのまま使うよりも、自分の経験や行動に合わせて一部を置き換えると、オリジナリティが生まれます。
1. 強み・長所を伝えるキャッチコピー
自分の強みを伝えたい場合は、抽象的な長所を具体的な役割や行動に変換してみましょう。
- 継続力:「小さな一歩を積み重ねる継続の職人」
- 行動力:「考えたら、まず一歩を踏み出す実践派」
- 責任感:「任された仕事を最後まで届ける完遂役」
- 協調性:「違う意見を一つの力に変える調整役」
- 計画性:「ゴールから逆算する段取り上手」
- 柔軟性:「変化をチャンスに変える対応力の持ち主」
- 傾聴力:「言葉の奥にある思いをくみ取る聞き役」
- 分析力:「感覚だけに頼らず、理由を探す分析派」
- 発想力:「当たり前に別の角度を加えるアイデアメーカー」
- 気配り:「小さな変化に気づくチームの観察役」
キャッチコピーの説得力を高めるには、言葉とエピソードの一致が欠かせません。継続力をアピールするなら、続けた期間だけでなく、壁にぶつかったときに何を工夫したのかも説明できるようにしておきましょう。
2. 性格を表すキャッチコピー
性格を表現するときは、長所として見える面だけでなく、普段の振る舞いや人との関わり方を意識すると、自分らしい言葉を見つけやすくなります。
- 明るい:「場の空気を明るくするムードメーカー」
- 慎重:「見落としを防ぐ、最後の確認係」
- 好奇心旺盛:「知らない世界に飛び込む探究者」
- 負けず嫌い:「悔しさを次の挑戦に変える人」
- マイペース:「自分のリズムで着実に進む職人肌」
- 心配性:「不安を準備に変えるリスク管理役」
- 人見知り:「観察してから、深く関わる慎重派」
- 好奇心と慎重さを両立:「好奇心で動き、確認で仕上げる人」
- 穏やか:「焦る場面ほど落ち着きを保つ安定役」
- 几帳面:「小さなズレを見逃さない精密派」
性格を表す言葉に、必ずしもポジティブな形容詞を選ぶ必要はありません。例えば、心配性という特徴も、準備や確認を徹底する行動につながっていれば、状況によっては強みとして説明できます。ただし、実際には準備をしていないのに「リスク管理役」と名乗るなど、行動と合わない言い換えは避けましょう。
3. 面白いキャッチコピーで印象に残す
自分のキャッチコピーを面白くしたいなら、意外性のある比喩や、少しだけユーモアのある表現が役立ちます。大切なのは、奇抜さだけで勝負せず、自分の特徴が伝わる言葉を選ぶことです。
- 忘れ物が少ない人:「準備に抜かりなし、歩くチェックリスト」
- 人の話を聞くのが得意な人:「話し始めたら、気づけば相談室」
- 情報収集が好きな人:「気になることは放っておけない検索隊長」
- 料理が好きな人:「失敗も味付けに変える実験料理人」
- 予定を立てるのが好きな人:「休日まで段取りする計画マニア」
- 新しいことが好きな人:「好奇心にブレーキをかけない探検家」
- 細かな改善が得意な人:「昨日より少し便利にする改善オタク」
- 場を盛り上げる人:「静かな場に火を灯す着火係」
面白い表現が向いているのは、友人との自己紹介、交流イベント、カジュアルなプロフィールなど、個性を出しやすい場面です。一方、就活の面接やフォーマルな場では、ユーモアの意味が相手に正しく伝わるかを考える必要があります。
例えば「休日まで段取りする計画マニア」は、親しみやすさがある一方で、相手によっては堅苦しい印象を持つ可能性もあります。「予定を立てるのが得意で、急な変更にも対応できる」と補足すれば、個性と実用的な強みの両方を伝えられます。
4. かっこいいキャッチコピーで自分を表現する
かっこいいキャッチコピーを作りたいときは、力強い言葉を並べるより、自分が大切にしている価値観や行動の軸を端的に表すと、説得力が増します。
- 「逆境を、成長の材料にする」
- 「言葉より行動で信頼を築く」
- 「変化を恐れず、可能性を探る」
- 「決めたことを、やり抜く力に変える」
- 「誰も気づかない課題に、先に気づく」
- 「静かに考え、確実に動く」
- 「昨日の自分を超える挑戦者」
- 「人と人の間に、新しい道をつくる」
こうした表現は、プロフィールの見出しや自己紹介の冒頭に使いやすい一方、抽象的になりやすいという注意点もあります。「逆境を、成長の材料にする」と名乗るなら、失敗や困難をどう振り返り、次の行動に結びつけたのかを具体的に話せるようにしておくとよいでしょう。
5. 自分を一言で表すキャッチコピーの比較表
どの表現を選べばよいか迷ったときは、伝えたい特徴と使用する場面を照らし合わせてみましょう。次の表は、キャッチコピーを選ぶ際の考え方を整理したものです。
| 伝えたい特徴 | キャッチコピーの例 | 向いている場面・補足する内容 |
|---|---|---|
| 継続力 | 小さな一歩を積み重ねる継続の職人 | 就活・自己PR。継続した取り組みと工夫を説明する。 |
| 協調性 | 違う意見を一つの力に変える調整役 | 面接・チーム活動。意見の違いをまとめた経験を伝える。 |
| 好奇心 | 知らない世界に飛び込む探究者 | 自己紹介・プロフィール。挑戦した経験を紹介する。 |
| 慎重さ | 見落としを防ぐ、最後の確認係 | 就活・仕事紹介。確認によってミスを防いだ経験を伝える。 |
| ユーモア | 休日まで段取りする計画マニア | カジュアルな自己紹介。親しみやすさを出したいときに使う。 |
| 行動力 | 考えたら、まず一歩を踏み出す実践派 | 面接・自己PR。自ら行動を起こした具体例を説明する。 |
| 価値観 | 言葉より行動で信頼を築く | プロフィール・面接。普段の姿勢や約束を守った経験を伝える。 |
表にある言葉は、あくまでも出発点です。同じ「継続力」でも、毎日練習を続ける人と、長期的な計画を立てて実行する人では、似合う表現が異なります。自分が実際に取ってきた行動を優先して選びましょう。
【就活・面接編】キャッチコピーを自己PRにつなげる方法
就活で自分のキャッチコピーを求められたとき、評価につながるのは、言葉のセンスだけではありません。自分を理解しているか、その特徴を具体的な経験で説明できるか、応募先の仕事に活かせるかが重要です。
2026年8月28日更新のキャリアパーク就職エージェントの記事でも、キャッチコピーを求める質問は比較的珍しい質問として紹介され、広告などのクリエイティブ系の選考で聞かれることがあると説明されています。ただし、企業や職種によって質問内容は異なるため、キャッチコピーを聞かれることだけを前提に準備するのではなく、自己PRや長所を聞かれたときにも応用できる形に整えておくと安心です。
就活で使いやすいキャッチコピー例文
就活では、印象に残ることに加えて、応募先の仕事と自分の強みを結びつけられる表現を選びましょう。
- 営業職を目指す人:「相手の本音を引き出す聞き上手」
- 企画職を目指す人:「日常の違和感からアイデアを生む発想派」
- 事務職を目指す人:「正確さと段取りで仕事を支える縁の下の力持ち」
- 接客職を目指す人:「相手の立場で一歩先を考える気配り役」
- 技術職を目指す人:「原因を追究し、解決まで粘り抜く探究者」
- チームで働く仕事を目指す人:「個々の力をつないで成果を生む調整役」
- 新しいことに挑戦する仕事を目指す人:「未知の課題を学びに変える挑戦者」
職種に合わせた表現は便利ですが、応募先の仕事に合いそうな言葉を選ぶだけでは不十分です。自分の経験に基づいて説明できることを最優先にし、そのうえで仕事内容との接点を考えましょう。
面接での回答例:キャッチコピーから自己PRまで
面接で「あなたを一言で表すと何ですか?」と聞かれた場合は、キャッチコピー、根拠となるエピソード、仕事での活かし方の順に話すと、内容を整理しやすくなります。
例文:継続力をアピールする場合
「私を一言で表すなら、『小さな一歩を積み重ねる継続の職人』です。私は、目標を達成するために必要な行動を細かく分け、毎日取り組むことを大切にしています。うまくいかないときも、原因を振り返って方法を見直し、改善を続けてきました。入社後も、目の前の課題に粘り強く取り組み、着実に成果につなげたいと考えています。」
この例文は、継続力という特徴を示した後、行動の傾向と仕事への活かし方を説明しています。実際の面接で使う場合は、「どのような目標に取り組んだのか」「どんな工夫をしたのか」「何が変わったのか」を自分の経験に置き換え、具体性を高めてください。
自己PRのキャッチコピーを作るときの3つの注意点
- 実績を誇張しない:「誰にも負けない」「必ず成功させる」など、根拠のない断定は避ける。
- エピソードと矛盾させない:慎重さを強みとするなら、確認や準備に関する具体的な行動を説明できるようにする。
- 応募先に合わせて活かし方を変える:同じ継続力でも、営業職なら顧客との関係構築、技術職なら検証や改善など、仕事内容との接点を示す。
厚生労働省の「LO活」の就活Q&Aでも、自己PRは長所や短所を含めて自分らしさを具体的なエピソードとともに伝え、企業が求める人物像や入社後の仕事との接点を意識することが勧められています。複数の長所を並べるよりも、一つの特徴を具体的に説明するほうが、伝えたい内容を明確にできます。
【自己紹介・プロフィール編】場面に合わせたキャッチコピーの使い分け
同じ自分のキャッチコピーでも、就活の面接、職場の自己紹介、SNSのプロフィールでは、適切な言葉の選び方が異なります。誰に向けて、どんな印象を残したいのかを考えると、表現を調整しやすくなります。
自己紹介で使う場合
初対面の人に自分を知ってもらう場面では、分かりやすさと親しみやすさを優先しましょう。仕事や趣味など、相手が会話を続けやすい要素を入れると効果的です。
例文:「私は『気になることは試してみる探究者』です。休日は新しい趣味や場所に挑戦することが好きで、知らないことを調べたり体験したりする時間を楽しんでいます。おすすめがあれば、ぜひ教えてください。」
最後に相手が話しやすい話題を添えることで、キャッチコピーが一方的な自己アピールで終わらず、会話のきっかけになります。
SNSやプロフィールで使う場合
SNSや個人プロフィールでは、短い言葉の中に、自分の興味や価値観を入れると人物像が伝わりやすくなります。仕事内容、趣味、創作活動など、発信の目的に合わせて表現を選びましょう。
- 読書が好き:「本から世界を広げる読書家」
- 旅行が好き:「知らない街に会いに行く旅人」
- 創作活動が好き:「ひらめきを形にするクリエイター」
- 学ぶことが好き:「学びを日常に持ち帰る探究者」
- 人との交流が好き:「人との出会いから発想を広げる人」
プロフィールでは、必ずしも仕事上の強みを示す必要はありません。好きなことや大切にしている価値観を伝えるだけでも、自分らしさを表現できます。
長所と短所を一緒に伝える場合
長所と短所は、完全に別の性質として捉える必要はありません。ある特徴が、状況によって強みにも課題にもなることがあります。
- 慎重さ:「見落としを防ぐ確認役」。一方で、確認に時間をかけすぎることがある。
- 好奇心:「新しい可能性を探す探究者」。一方で、興味が広がりすぎることがある。
- 責任感:「最後までやり抜く完遂役」。一方で、一人で抱え込みやすいことがある。
- 協調性:「異なる意見をつなぐ調整役」。一方で、自分の意見を後回しにすることがある。
短所を説明するときは、単に弱点を挙げるだけでなく、改善のために取り組んでいることも伝えましょう。例えば、慎重さによって作業が遅くなることがあるなら、確認項目を事前に決め、優先順位をつけて進める工夫を説明できます。
ただし、短所を無理に長所へ言い換える必要はありません。自分の課題を理解し、どのように向き合っているのかを説明できることが大切です。
【自己診断編】自分に合うキャッチコピーを見つけるチェックリスト
自分のキャッチコピーが思いつかないときは、性格を一つに決めるのではなく、普段の行動や周囲との関わり方を振り返ってみましょう。ここでは、自分の傾向を整理するための簡易チェックを紹介します。医学的・心理学的な診断ではなく、表現を考えるための自己分析として活用してください。
当てはまる行動から自分のタイプを探す
- □ 物事を始める前に、手順や予定を整理することが多い。
- □ 分からないことがあると、自分で調べたり試したりする。
- □ 周囲の人から相談や意見の整理を頼まれることが多い。
- □ 細かいミスや小さな変化によく気づく。
- □ 目標を決めると、時間をかけてでも続けようとする。
- □ 新しい方法を考えたり、既存のやり方を改善したりするのが好きだ。
- □ 意見が対立したとき、共通点を探して話をまとめようとする。
- □ 場の雰囲気が沈んでいるとき、明るくする方法を考える。
チェックした項目を見て、最も自分に近い行動を一つ選びます。その行動が過去の経験にも表れているか、周囲から同じ特徴を指摘されたことがあるかを確認すると、キャッチコピーの方向性を絞り込めます。
- 計画・準備が多い:「ゴールから逆算する段取り上手」
- 調べる・試すことが多い:「疑問を行動に変える探究者」
- 相談を受けることが多い:「相手の考えを整理する聞き役」
- 細かな変化に気づく:「小さな違和感を拾うアンテナ」
- 継続して取り組む:「一歩ずつ前進する継続派」
- 改善案を考える:「昨日のやり方を更新する改善屋」
- 意見をまとめる:「違いをつなぐ調整役」
- 雰囲気を明るくする:「場に明るさを届けるムードメーカー」
複数の項目に当てはまる場合は、無理に一つの性格に絞らなくても構いません。「好奇心が強く、行動も早い」など、二つの特徴の組み合わせから、自分らしい表現を考える方法もあります。
ありきたりなキャッチコピーを避ける4つのコツ
キャッチコピーを作ってみたものの、どこかで聞いたことがあるような表現になってしまう場合は、次の4点を確認してみましょう。
- 形容詞を行動に変える:「優しい人」ではなく、「相手が話しやすい雰囲気を作る人」のように具体化する。
- 自分ならではの経験を加える:どのような場面で、その強みを発揮してきたのかを振り返る。
- 意外な組み合わせを試す:「慎重だけど行動が早い」「穏やかだけど負けず嫌い」など、自分の複数の特徴を組み合わせる。
- 他人が理解できるか確かめる:言葉を聞いた人が、どのような人物なのか想像できるかを確認する。
例えば、「責任感が強い」という表現だけでは、具体的な人物像は分かりません。「任された仕事を最後まで届ける完遂役」と表現すれば、行動の特徴が見えてきます。
また、「完遂役」という言葉が自分に合っていても、実際には途中で人に相談しながら進めるタイプなら、「周囲と協力して最後までやり抜く人」のほうが正確かもしれません。印象の強さよりも、自分の実態に合っていることを優先してください。
作ったキャッチコピーを評価する5つの基準
候補が複数できたら、次の観点で見直すと、どの表現を残すべきか判断しやすくなります。
- 具体性:どのような性格や行動の人なのか、想像できるか。
- 根拠:その言葉を裏付ける実際の経験があるか。
- 独自性:自分ならではの行動や価値観が表れているか。
- 伝わりやすさ:初めて聞いた人にも意味が伝わるか。
- 場面との相性:面接、自己紹介、SNSなど、使う場所に合っているか。
すべてを満たす必要はありませんが、就活や面接で使うなら、根拠と伝わりやすさを特に重視しましょう。SNSなら個性や親しみやすさ、フォーマルな自己紹介なら簡潔さと分かりやすさを優先するなど、用途に合わせて調整することが大切です。
【自分のキャッチコピー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:自分のキャッチコピーはどうやって考えればいいですか?
A1:まず、自分の強みや性格、周囲からよく頼まれることを書き出します。次に、その特徴が表れた経験を振り返り、「強み+行動」や「比喩+特徴」の形で短くまとめましょう。言葉の印象だけで決めず、具体的なエピソードで説明できる表現を選ぶことがポイントです。
Q2:就活の面接で使えるキャッチコピーの例はありますか?
A2:「小さな一歩を積み重ねる継続の職人」「違う意見を一つの力に変える調整役」「原因を追究し、解決まで粘り抜く探究者」などが考えられます。応募する仕事に合わせるだけでなく、自分の経験と一致しているかを確認し、根拠となるエピソードと入社後の活かし方を説明できるようにしましょう。
Q3:面白いキャッチコピーと、かっこいいキャッチコピーはどう使い分けますか?
A3:面白いキャッチコピーは親しみやすさや意外性を伝えたいとき、かっこいいキャッチコピーは価値観や行動の軸を端的に示したいときに向いています。友人との自己紹介やカジュアルなプロフィールではユーモアを取り入れ、就活の面接では、相手に誤解されにくく具体的な行動につながる表現を選ぶとよいでしょう。
Q4:自分の強みが分からず、キャッチコピーが作れません。
A4:大きな実績を探す必要はありません。普段よく頼まれること、繰り返し行っていること、困ったときに自然と取る行動を振り返ってみてください。例えば、予定を立てるのが得意なら計画性、相手の話を整理するのが得意なら傾聴力や調整力が候補になります。身近な人に「自分のどんなところが印象に残っている?」と尋ねる方法もあります。
Q5:キャッチコピーは何文字くらいが適切ですか?
A5:用途によって異なります。自己紹介の冒頭なら短い一言にまとめ、面接ではその後の説明を含めて伝えます。SNSのプロフィールでは表示スペースや読みやすさに合わせて調整し、エントリーシートでは応募先の指定文字数を優先してください。文字数だけにこだわらず、意味がすぐに伝わるかを確認しましょう。
まとめ:自分らしさが伝わるキャッチコピーを作るために
自分のキャッチコピーを作るうえで大切なのは、目立つ言葉を探すことよりも、自分の特徴を正確に理解し、それを相手に伝わる形に整理することです。強みや性格、周囲からの評価、過去の経験を振り返ると、自分では当たり前だと思っていた行動の中にも、個性や長所を見つけられます。
作り方に迷ったら、まずは自分の特徴を書き出し、根拠となるエピソードを一つ選び、「強み+行動」などの形で短い言葉にまとめてみましょう。さらに、就活の面接、自己紹介、SNSのプロフィールといった用途に合わせて表現を調整すれば、同じ自分の魅力をさまざまな場面で伝えられます。
印象に残るキャッチコピーは、必ずしも奇抜な言葉や華々しい実績から生まれるものではありません。自分が普段どのように考え、行動し、周囲と関わっているのか。その具体的な姿を一言に凝縮することが、自分らしさを伝える第一歩です。 (出典: 自分 の キャッチ コピー(Yahoo!ニュース))